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新年度FY26キックオフにあたる全社戦略ミーティング「All TeamSpirit」実施とFY25のTeamSpirit Award受賞者発表!

新年度FY26キックオフにあたる全社戦略ミーティング「All TeamSpirit」実施とFY25のTeamSpirit Award受賞者発表!

「All TeamSpirit」は、私たちチームスピリットが、よりお客さまや市場に支持される未来を実現すべく、経営層と社員の間でチームスピリットの今後の戦略や変化の方向性をシェアし、相互理解と共感を深めるために半期に1回実施しています。

今回は新年度FY26のキックオフにあたる全社戦略ミーティングを前半に、後半はFY25の総まとめとして納会を実施し、1年の間で活躍した優秀社員に贈られる「TeamSpirit Award」 受賞者を発表しました。
そのレポートをお届けいたします!

道下CEO FY25の成果とFY26の挑戦。成長と実行の経営方針

「まずは、FY25の成果について、皆さん一人ひとりのご活躍とご尽力に心から感謝申し上げます。」

道下CEOのプレゼンは、社員への感謝の言葉から始まりました。 この1年、チームスピリットは大きな転換点を迎えました。 黒字転換を達成し、これまで株主や資本市場からの期待が大きかった営業利益の面でも、しっかりと結果を出すことができました。 道下CEOからは、この成果は、単なる数字の達成ではなく、現場で日々奮闘する社員一人ひとりの努力が積み重なった結果であることが強調されました。

また、FY25末時点での社員数は215名。チームスピリットは、着実に成長を続けています。 FY26は、FY25の勢いをそのままに、さらなる飛躍を目指す年です。

FY26に掲げられた目標は、FY30に設定された「ARR100億円」という長期目標に向けた中間ステップでもあります。 道下CEOは、「私たち自身が社会的なインパクトを持つ事業規模にならなければ、願う世の中を実現することはできない」と語りました。

FY26の基本戦略は、FY25から継続する「エンタープライズ市場への注力」と「マルチプロダクト化の推進」の2本柱です。 この2つの柱は、私たちが提供できる価値の幅を広げ、より多様な顧客ニーズに応えるためのものです。エンタープライズ市場では、より大規模な課題に対して深く入り込み、マルチプロダクト化では、既存顧客への提供価値を拡張していきます。
また、お客さまを360度囲む「心地よい粘着性」を提供することで、継続的な価値を届けます。道下CEOは「粘着質ではなく、粘着性」と言葉を選びながら、顧客との関係性の深化を強調しました。 すでに取り組みは始まっていますが、AIを活用して社員一人ひとりの生産性を高め、業務に落とし込んでいくことを改めて伝えました。

道下CEOは、これまで語ってきた「理念」・「戦略」・「業績管理」・「人材・組織開発」の各ピースが、ようやく体系的に整理され、経営のフレームワークの中に収まったと語ります。

そして、最後のラストピースであるミッション・ビジョン・バリューのアップデートについて、次のセッションにつなげました。※この内容は別記事にて紹介いたします。

全社員が一堂に会するAll TeamSpirit。セッションを聞いている社員も真剣です。

高橋CFO コーポレート統括本部 組織の未来をつくる、3つのアップデート

高橋CFOからは、M&A・人事制度改革・コミュニケーション改善の現在地とこれからについてプレゼンがありました。

M&Aの意義を、単なる事業拡大ではなく、「コーポレートとして果たすことができる売上・利益の拡大策(= “フロント機能”)」の実現にもつながる重要な施策であるとし、M&Aに伴うPMI活動(Post Merger Integration:買い手である当社と、M&A対象の会社の事業及び組織等の統合プロセス)をコーポレートの本業として位置づけて、継続的に取り組んでいく姿勢を明確にしました。

FY25ではワークライフログ社のM&A案件がクロージングされました。ただし、M&Aについては「数ありきではない」と強調。無理に件数を追うのではなく、チームスピリットにとって本当に価値ある案件を見極め、丁寧に進めていく方針も示されました。

FY25から取り組みはじめた人事制度改革と従業員コミュニケーションの改善は、いずれもまだ道半ばであるものの、人事制度改革では賞与制度の導入が決まるなど、大きな進展がありました。またFY26はさらに等級制度・評価制度の改革が予定されていることも共有されました。

一方、従業員コミュニケーションでは、FY26に入って早々に、GPTW(Great Place To Work)サーベイの実施が予定されています。これは、従業員にとっての当社での働きがいを「働きやすさ × やりがい」の掛け合わせで捉える外部評価制度です。チームスピリットはこの取り組みを9年連続で実施しており、直近6年連続で「働きがいのある会社」として認定されています。今年もその継続を目指し、スコア改善にも取り組んでいきます。

「これら一連の活動を通じて、社員が誇りを持てる会社づくりを進めていきます。」と締めくくりました。

原CPO エンタープライズ事業統括本部 トップラインと収益性の両輪を回す

All TeamSpiritの後半は、エンタープライズ事業統括本部(以下ENT)の統括本部長である原CPOのプレゼンから始まりました。

「エンタープライズ事業統括本部が担うべき役割は、事業全体の成長を強力に推進することです。」

原CPOは、FY26の中期経営計画の中で、ENTが果たすべき責任について語りました。特に重要なのは、トップライン(売上)と収益性の両輪を追求すること。売上を伸ばすだけでなく、利益率を改善し、持続可能な成長を実現することが求められています。

道下CEOが掲げた全社メッセージのうち、ENTが最も担うのは「成長性」。そのためには、新しい顧客を獲得し、価値提供の輪を広げていくことが主題となります。 重点戦略として、アライアンスの拡張と営業連携、パートナー導入体制の強化、プレミアサポートの運用方針の改善を挙げました。

特にプレミアサポートについては、これまで月間契約時間に基づいてサービス提供していましたが、FY26以降はサスティナブルな利益構造にするべく、大きな方針転換をします。
そのための組織体制についても言及がありました。そして、今後注力していく業界や戦略について説明しました。

※詳しくはこちらの記事をご参照ください。
CPOとCROが語る、エンタープライズビジネスの最前線─信頼と価値の創出とは

原CPOは最後に、トップラインの拡大だけでは意味がないと語りました。「利益を確保し、継続的にサービスを提供できる体制を築くことが、結果的にお客さまにとっても最大のメリットになる」と語りました。

持続可能な成長への強い意志。ENTは、今まさにその実現に向けて、大きな転換期を迎えています。

白須統括本部長 Team Success Platform事業統括本部 マルチプロダクトとトリプルウィンの実現へ

最後のプレゼンは、Team Success Platform事業統括本部(以下TSP)の白須統括本部長が登壇しました。

「FY25は、各本部が本当に素晴らしい成果を出してくれた年だったと思います。」

そう語る白須統括本部長が、“8つのグッド”として各部署の成果や良かった点を紹介しました。それぞれが、チームスピリットの進化を物語るエピソードです。

FY26に向けては、チームスピリットがさらに進化するための4つの組織戦略が掲げられました。
まずは「トリプルウィン」。顧客、パートナー、チームスピリットの3者がWin-Win-Winの関係を築くことが、事業の持続性と拡張性の鍵となります。これは営業だけでなく、開発・プロフェッショナルサービス・カスタマーサクセスを含む全本部で取り組むべきテーマです。
次に「AIネイティブ」。AI技術の急速な進化に対応し、機能開発・保守運用・ナレッジ活用にAIを積極的に導入。AIによる保守運用コストの抑制とプロダクトの加速は、今後の競争力の源泉となります。
3つ目は「重点業種の磨き込み」。製造業やプロジェクト型ビジネスなど、注力すべき業種に対して、より深い理解と提案力を磨くことで、業界特化型の価値提供を目指します。
そして4つ目が「粘着性の爆上げ」。お客さまとの長期的な関係構築を目指し、継続的な価値提供と信頼の蓄積を重視します。

また、中長期的観点から2つの構想が示されました。プロダクトビジョンについては、中堅・中小企業の人的課題解決に焦点を当てています。AIエージェントとの連携を強化することで、より直感的で効果的なプロダクト体験を目指します。

さらに、社内のさまざまなデータ・情報を効果的に活用するための仕組みを「Center of Excellence」※として構築。ナレッジと育成を横断的に管理できる体制を整え、AIを活用して本部を越えた形で顧客価値を提供していきます。

※Center of Excellence:特定の分野において高度な知識・スキル・ノウハウを集約し、組織全体に価値を提供するための専門チームや仕組みのこと。

白須統括本部長の言葉には、組織全体への期待と信頼が込められています。FY26は、これまでの成果を土台に、さらに大きな飛躍を目指す1年となりそうです。

FY25に活躍した社員に贈られるTeamSpirit Award 受賞者を発表!

セッションの後は、FY25の納会を別会場にて実施しました。

会場はチームスピリットのお客さまでもある日本コンベンションサービスさまが運営される「日比谷スカイカンファレンス」で実施しました。

日頃業務で関わらない部署の方同士でも、できるだけコミュニケーションがとれるよう、なるべく役職や所属部署を分散し、20卓のテーブルに分かれて実施しました。

乾杯の挨拶はもちろん道下CEO。

日々どんな業務をしているのか、今年1年の活動の振り返りや共有など、初めての方も久しぶりの方も会話が弾みます。

お料理は昨年好評だったケータリング会社さんに、グレードアップ版のコースで発注!

そして、いよいよ納会のメイン、「TeamSpirit Award」受賞者の発表です!

動画発表にあわせて、道下CEOから名前を読み上げると、会場から大きな拍手が沸き起こりました。

受賞者を発表する道下CEO

「TeamSpirit Award」は、チームスピリット社員の中で、特に輝いた5名の社員に贈られるものです。

まず、「ルーキー賞」は、入社2年以内でありながら、早いスピードで成長し、目覚ましい成果を上げた社員に贈られます。
次に、「アンサング・ヒーロー賞」は、あらゆる場面で感謝を集め、縁の下の力持ちとしてチームスピリットの成長と変化を支えている社員に贈られる賞です。
「コアバリュー賞」は、チームスピリットのコアバリューを体現し、社内外から高い評価を得ている社員に贈られます。
そして、「セールス・オブ・ザ・イヤー賞」は、営業部門において年間売上トップの成績を収めた社員に贈られる賞です。

それぞれの賞には、チームスピリットらしい価値観と想いが込められています。受賞された皆さん、本当におめでとうございます!  

受賞者の皆さん。晴れやかな笑顔が爽やかです!

受賞者の方のインタビュー記事は、この後順次公開していきますのでお楽しみに!

続いて、TeamSpirit Awardとは別に、各統括本部長が選出する「統括本部長賞」が発表されました。
この賞は、それぞれの統括本部長が「今期、特に印象に残った活躍」や「本部の成長に大きく貢献した」と感じた社員に贈るものです。
日々の業務の中で、確かな成果を積み重ねてチームに貢献してくれた人や成長が著しい人、目覚ましい売上を上げた人。そんな“統括本部の誇り”とも言える存在に、敬意と感謝を込めて贈られました。

受賞された皆さん、おめでとうございます!  

統括本部長賞を受賞した皆さん(中央の5名)。

最後に、発表されたのは「Taco Award」。

この賞は、日頃の感謝を伝えるカルチャーとして社内のSlack上で贈りあっている“タコスのスタンプ”―その年間受け取り数が最も多かった社員に贈られるものです。

「ありがとう」の気持ちをスタンプに込めて、お互いに贈り合うこの取り組み。
その中で、最も多くの“タコス”を受け取った3名の方が表彰されました。

日々のちょっとした気配りや、さりげないサポートが、誰かの「ありがとう」につながっている。そんな温かいカルチャーが、チームスピリットらしさを育てています。

社員の多くの感謝を集めてTaco Awardを受賞した3名の皆さん。おめでとうございます!

※タコスのスタンプを贈る「Hidden-Hero」については、こちらの記事をご覧ください。
チームスピリットのHidden-Hero! Salesforce × Slack連携で情報共有をスムーズに

社員の感想

・経営陣の皆様から率直に現状や課題をご共有いただいたことで、会社として目指す方向を一丸となって認識することができました。定期的に開催いただいていることを大変ありがたく感じております。

・オンラインでの全社Allhandsとは違った、対面ならではの臨場感・ライブ感があり、多くの方とお話ができたのもよかったです。
また、日中時間帯での懇親会開催だったため、普段懇親会に参加がしづらい方々とも交流ができ、雑談をベースとしつつ、今後の取り組みテーマの種を発見する機会となりました。

・今期の経営方針や各事業部の方向性について、非常に明確かつ力強いメッセージをいただき、今後の業務への意欲が高まりました。
会社全体のビジョンを共有できる貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

・全社として、来期及びFY30に向けてどのような方向性・戦略で臨むかということを理解することができた。

納会の締めくくりを飾ってくれたのは、道下CEOのご指名による、TSPプロフェッショナルサービス本部 カスタムソリューション部の林部長。

林部長は、お客さまからの信頼も厚く、社内外にファンの多い存在で、ユーザー会でも毎回大人気です。

そんな林部長が、チームスピリットらしい温かさと力強さを込めて、納会をしっかりと締めてくださいました。

最後は林部長の掛け声に合わせて、会場のみんなで元気よく気合を入れ、納会は笑顔と活気の中で幕を閉じました。

FY25の成果を振り返り、FY26に向けた戦略と想いを共有した今回のAll TeamSpiritと納会。社員一人ひとりの挑戦と成長が、チームスピリットの未来を形づくっています。この熱量を胸に、次の一年も一丸となって走り抜けます!

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