
早期に活躍できる営業人材の「育成」を、仕組みで支えるオンボーディングプログラム
チームスピリットでは、営業職に就くメンバーが早期に自走し活躍するために、独自のオンボーディングプログラムを用意しています。
チームスピリットのSlackには「#hidden-heroesの部屋」というチャンネルがあります。
チームスピリットの社員同士が日常の感謝を伝えるためのチャンネルで、エピソードとともにユニークなタコスのスタンプや、チームスピリットのロゴのスタンプなどを贈り合う素敵なカルチャーです。
※過去、Slackに連携したピアボーナス(タコス)を送ることができるアプリを活用したことから、このカルチャーが誕生しました。
先日、カスタマーサポートユニットの礒野さんが、業務支援ユニットの小松さんに送ったタコスが、多くの社員からの賞賛と注目を集めました。
今回は、そのエピソードを伺うべくお二人に直撃してみました!
プロダクトオペレーション本部 カスタマーサポートユニット ユニットリーダー
プロダクトオペレーション本部 業務支援ユニット
礒野さん、小松さん、本日はよろしくお願いします!
さっそくですが、まず小松さんは普段どのような業務を担当されているのでしょうか?
※礒野さんが率いるカスタマーサポートユニットのご紹介はこちらの記事からご覧ください。
よろしくお願いします。
私の業務は大きく分けて2つあります。業務支援ユニットですので、業務委託契約関連の手続きや入退社関連のアカウント管理、開発で使用するツール等の経費申請などバックオフィス業務を担当しています。
もう1つは、社内で使用しているSalesforceのカスタマイズも担当しています。
今回のhidden-heroesの投稿も、このカスタマイズでタコスを贈らせていただきました。
ちなみに、小松さんはSalesforceの資格を5つ持っているんですよね。
ありがとうございます。
はい、資格は、Salesforce認定アドミニストレーター、Salesforce認定上級アドミニストレーター、Salesforce認定Sales Cloud コンサルタント、Salesforce認定AIアソシエイト(2026年2月に廃止)、Salesforce認定 Platform アプリケーションビルダーを持っています。
今回、TS Circle※とSlackを連携させた新しい仕組みを開発されたと伺いました。そもそも、どんな課題があったんでしょうか?
※TS Circle:TeamSpiritをご利用されているお客さま向けサポートサイト
私たちはTS Circleにさまざまな「お知らせ掲載」をしているのですが、社内のメンバーが新規掲載や更新に気がつけるよう、手動でSlackに投稿をしていたんですね。
ただ、複数の専用チャンネルに同じ内容を投稿する必要があったので、自動化できないか考えていました。
なるほど、情報共有の手間と見逃し防止がきっかけだったんですね。
最近ではチムスピコミュニティ※にも投稿していましたが、お知らせ掲載の担当とコミュニティの担当が異なるため、掲載から投稿までにタイムラグがありました。不具合が起きた場合は、特にいち早くお客さまにお伝えしたいにもかかわらず時間がかかっていました。
また一方で、チムスピコミュニティをもっと活性化させるために、コミュニティに参加することで、参加Slackから素早く情報を得られるといったメリットを感じていただければ良いなという想いがありました。
※チムスピコミュニティ:TeamSpiritをご利用のユーザー同士がつながり、業務課題の相談、製品サービスの活用事例やアイディア、ヒントを共有するコミュニティ。専用のSlackチャンネルでコミュニケーションを取ることができ、定期的な交流会なども開催されています。
詳しくはnoteをご覧ください。
確かにSlackで流れてくるとすぐに気が付きますね。情報に触れるハードルを下げたわけですね。
そうですね。最終的には、お客さまがそれらの情報を素早く得て自己解決できることで、満足度があがること、問い合わせ自体が減ることにつながれば良いなと思っていました。
小松さんは2024年12月のご入社ということで、入社されてまだ半年ほどですよね。今回の連携を実現するにあたり、どのように連携を進められたのでしょうか?
実は、チームスピリットに入社して初めてSlackを触ったんです。なので、まずはSlackについて調べるところから始めました。
SalesforceとSlackの連携については、社内で構築済みのSlack通知のフローがあったので、それを参考に学びながら、今回のケースに合わせて設計しました。
難しかった部分などはありましたか?
Slackへの通知フローを設計する中で少しつまずいてしまいました。でもその時に、ITチームの山中さん※にサポートやアドバイスをいただいて、とても助かりました。
相談できる方が社内にいてくださって心強かったです。
※山中さんが登場するパパママ座談会もぜひご覧ください!
2週間で実装したということなのですが、どういったことでしょうか?
月に1回、「チムマガ」というメールマガジンをコミュニティ・オペレーションから配信しているのですが、5月の配信日に合わせて今回の連携をお知らせできるといいな…ということがスタートでした。
無茶ぶりにも関わらず間に合わせてくださって、本当に感謝です!
小松さんは今回、hidden-heroとしてタコスを贈られてどんなお気持ちでしたか?
もう、めちゃくちゃ嬉しくて、寝るときも余韻に浸るくらい嬉しかったです!
以前の会社からも含めて4年以上Salesforceに携わっているんですが、一番報われた日だなと思いました(笑)。
そんなにですか(笑)。
嬉しさがとても伝わってきますね!
小松さんはチームスピリットにご入社前、どういった業務をされていたのでしょうか?
顧客先でSalesforceの運用保守や活用支援を行っていました。社内のSalesforceを管理したりカスタマイズをして業務を効率化させたいと思っていたので、それが実現できてとても嬉しいです。
その上、今回hidden-heroで感謝のコメントまで贈っていただいて…。
こちらこそ感謝しかないです!
実際、通知も楽になりましたし、今回「チムマガ」でお知らせしたことで、コミュニティに参加された方も結構増えたんですよ!
正直、私からの依頼はざっくりとした内容だったと思うのですが、テスト環境で動作の流れのイメージを撮影して確認してくださったり、丁寧に私たちやコミュニティメンバーの目線も確認してくださったりして、非常に確認がしやすかったです。ありがとうございました。
今回のようなSlackとの連携を通じて、今後やってみたいことや期待していることはありますか?
すでに小松さんには2つお願いしていることがありまして(笑)。
ひとつは、お客さまからのお問い合わせに対して、初期回答が翌々営業日までにできているかをSlackで通知してくれる仕組みの改善です。たまに通知が動かないこともあるので、その改善をお願いしています。
もうひとつは、サポートチームが対応している件数や難易度、カテゴリーなどを見える化したダッシュボードの改善です。表示するデータを絞り込むために、問い合わせの担当が変更されたときに、関連項目が自動で更新されるような仕組みの構築をお願いしています。
かなり業務効率に直結する依頼が多いですね。
小松さんはいかがでしょうか?
今はカスタマーサポートのチーム改善に関わることが多いのですが、今後できることなら他の部署の業務改善にも関われたらいいなと思っています。
今回のように、SalesforceやSlackの活用で、まだまだできることはあると思っているので。
それは大変ありがたく頼もしいですね!
素晴らしいチーム間連携のお話を聞かせていただいて、ありがとうございました!
チームスピリットでは、営業職に就くメンバーが早期に自走し活躍するために、独自のオンボーディングプログラムを用意しています。
「All TeamSpirit」は、私たちチームスピリットが、よりお客さまや市場に支持される未来を実現すべく、経営層と社員の間でチームスピリットの今後の戦略や変化の方向性をシェアし、相互理解と共感を深めるために開催されています。
チームスピリットにはさまざまな部署があります。 今回は、すべてのお客さまに向けたサポートとその仕組みを担う、カスタマーサポートユニットについて、その業務内容や工夫を探っていきます。