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会社を“自分ごと”にする5ヶ月。インプットで終わらせないチームスピリット流オンボーディング

会社を“自分ごと”にする5ヶ月。インプットで終わらせないチームスピリット流オンボーディング

2026年4月、ワクワク・ドキドキと不安も抱えながら、社会人としての第一歩を踏み出した新卒メンバーたち。新卒4期生のオンボーディングはどのように設計されているのか、その全体像をご紹介します。

はじめに

エンプロイーサクセス本部 人事部の伸子です。

今年は、新卒オンボーディングの期間を昨年の1か月から、ジョブローテーションを含めた5か月へと延長しました。昨年の振り返りをもとに、単なる座学のインプットで終わらせず、新卒メンバー自身が考え、発表し、現場に触れる機会を大切に設計しています。

このオンボーディングで大切にしたのは、人事・労務や配属先部署だけでなく、会社全体で新卒メンバーを迎え、育てる環境をつくることです。そこに込めた想いも含め、全体像をご紹介します。

新卒オンボーディングの全体像

1. 「安心」の土台をつくる:社会人としての一歩目を考える

初日のオンボーディング風景

チームスピリットの新卒オンボーディングは、まず「わからないから不安」を少しずつ解消し、安心して挑戦するための土台をつくることから始まります。
はじめに、5か月間のオンボーディングスケジュールを共有し、これからどのようなことを学び、どのように配属へ向かっていくのかを確認しました。全体の見通しを持つことで、新卒メンバーが一つひとつのプログラムを「点」ではなく、自分の成長につながる「流れ」として捉えられるようにしています。

また、高橋CFO(コーポレート統括本部長)からは、新卒メンバーへの期待を伝える時間を設けました。学生から社会人へと意識を切り替えるこのタイミングで、会社が何を期待しているのかを直接伝えることで、一人ひとりが自分のあり方を考えるきっかけにしました。

さらに、先輩社員からアドバイスを聞く時間を設けました。入社当時に不安だったこと、1年目に意識していたこと、やってしまった失敗談(!?)や、やってよかったこと ——少し先を歩く先輩からのリアルな言葉は、新卒メンバーにとって身近で心強いヒントになりました。先輩との交流は今後の関係づくりのきっかけにもなるので、来年以降も続けていきたいと思います。
そのうえで、勤怠など働くうえで大切なルールも確認しました。ルールは単なる決まりごとではなく、安心して働くための共通認識です。

最後には、一人ひとりが「1年目をどう過ごすか」を考え、自分の言葉で行動宣言することで、社会人としての自覚を持ち、決意を新たにする時間にしました。

行動宣言の様子

2. 会社を知る:事業と組織を自分たちの言葉で理解する

まずはチームスピリットという会社をより深く理解し、単なる会社説明で終わらせないために、入社前の課題図書として『THE MODEL』を読んでもらい、営業組織の構造と営業プロセスの基礎知識を持った状態で臨めるようにしました。人事部から会社の戦略や組織を説明し、各部署のリーダーがそれぞれの業務を紹介しました。

新卒メンバーは、そこで得た情報をもとに、『THE MODEL』型のビジネスフローとチームスピリットのビジネスフローを比較。自社オペレーションの特徴や、『THE MODEL』型を取り入れるメリット・デメリットを整理し、プレゼンテーションを行いました。

ここで大切にしたのは、説明を聞くだけで終わらせないことです。
会社の戦略や組織、各部門の役割をインプットしたうえで、自分たちなりに考え、整理し、言葉にしてアウトプットする。そのプロセスを通じて会社を立体的に理解していく仕掛けです。

発表はオンライン・オフラインの両方で実施しました。オフライン発表には、道下CEO、高橋CFO、白須Team Success Platform事業統括本部長、田中営業本部長なども参加し、新卒メンバーの発表に対して、それぞれの視点からフィードバックを行いました。
経営や事業の視点に触れ、自社の特徴を自分たちの言葉で捉え直す経験は、これから働いていくうえでの大切な足がかりになりました。

白須Team Success Platform事業統括本部長からのフィードバックを真剣に聞く新卒メンバーの様子

3. プロダクトを知る:プロダクトに触れ、届ける価値を考える

会社や事業への理解を深めたあとは、実際にチームスピリットのプロダクトに触れるワークを行いました。

自社プロダクト「TeamSpirit」の機能を理解するだけでなく、その背景にある労働基準法や働き方改革関連法、実務に関わるドメイン知識や業務用語についても学んでいきました。
自分たちがこれから関わるプロダクトがどのような課題を解決し、どのような場面で使われているのか——実際に触れることで、説明を聞くだけでは見えにくい使い心地や提供価値を具体的に感じることができます。

また、プロダクト理解の一環として、自社プロダクトの課題を発見・分析し、AIなども活用しながら、新サービス・新機能のアイデアを考案・提案する課題にも取り組みました。

発表は全社員が参加できるお昼の時間に行い、先輩社員が新卒メンバーの提案に耳を傾け、事業や顧客価値の観点からフィードバックが寄せられました。
プロダクトを知ることは、開発や営業、カスタマーサクセスといった職種に限らず、すべての社員にとって大切な会社理解の一部です。お客さまに届けている価値を自分の言葉で理解することが、これからの仕事に向き合ううえでの大切な土台になります。

4. インプットで終わらせない:自分ごととして会社に“提案”する

チームスピリットの新卒オンボーディングでは、インプットした内容を自分たちの言葉で整理し、発表する機会を大切にしています。4月から5月にかけて、新卒メンバーは主に3つのプレゼンテーション課題に取り組みました。

1つ目と2つ目は、ここまで紹介してきた『THE MODEL』分析(会社理解)と、新サービス・新機能の考案(プロダクト理解)です。

3つ目は、『次世代型会社説明会』の立案です。つい最近まで「学生」であったというリアルな感覚を生かし、就活生だった頃の本音と入社後の経験を掛け合わせ、2028卒の未来の仲間に向けて、どのような会社説明会であればチームスピリットの魅力が伝わるのかを考えました。
この課題では、現場社員へのインタビューも実施。先輩社員の仕事への想いや、働くリアルな声を聞きながら、新卒メンバー自身の視点も重ねて、説明会のストーリーを構築しました。
プレゼンテーションを聞いた人事部メンバーから「明日から使いましょう!」という声が上がるほど、実践的な仕上がりでした。

これらのプレゼンテーション課題で大切にしているのは、正解を出すことだけではありません。
自分たちで情報を集め、考え、整理し、周囲に伝える。そして、役員や先輩社員からのフィードバックを受け取り、さらに理解を深めていく。
そうした一連のプロセスを通じて、新卒メンバーが会社や事業を自分ごととして捉えられるようにしています。

プレゼンテーション後、道下CEOが直接アドバイスする様子

5. つながりを肌で知る:組織のバトンパスを体験するジョブローテーション

いよいよ今週、5月25日からは、実際の現場に入るジョブローテーションがスタートしました。

インサイドセールス、営業、パートナーアライアンス、カスタマーサクセス、プロフェッショナルサービス、セールスオペレーションなど、幅広い部署の業務を数か月かけて体験していきます。
実際の業務に触れることで、これまで学んできた会社やプロダクトへの理解が、より具体的なものになっていきます。
ジョブローテーションの目的は、単に業務を覚えることだけではありません。
各部署がどのように連携してお客さまへの価値提供につなげているのか、部門から部門へどのように情報や役割が引き継がれているのか——そうした組織間のつながり、いわば「バトンパス」を肌で知ることも、大切な目的の一つです。
また、各部署での日報共有や夕会を通じて、「今日何に困ったか」「何を学んだか」を日々共有する機会も設けています。新卒メンバーが一人で抱え込まないように、周囲が状況を把握し、必要に応じて支えられる体制を整えています。
ジョブローテーションを通じて、さまざまな部署に顔見知りの先輩が増えていくことも、新卒メンバーにとって大きな安心につながります。

おわりに

チームスピリットの新卒オンボーディングは、配属まで長期にわたって設計されています。

基礎を学ぶ時間から会社・プロダクト理解、成果発表、ジョブローテーションまで、それぞれのプログラムに共通しているのは、新卒メンバーが安心して挑戦できる土台をつくることです。
私たちがここまで時間とエネルギーをかけるのは、新卒メンバーを早く戦力化したいからだけではありません。
チームスピリットという新しい環境を選んでくれた仲間たちに、「この会社なら、失敗を恐れずに挑戦できる」「困ったときには支えてくれる人がいる」と感じながら、社会人としてのスタートを切ってほしいからです。

ここまでさまざまな仕組みを設けましたが、最後のピースを埋めるのは、現場の皆さんによる日々の「声掛け」です。
「全社で迎え、全社で育てる。」
この想いを大切にしながら、新卒メンバーの一人ひとりが自分らしく学び、挑戦し、チームスピリットの一員として成長していけるよう、私たちメンバー全員も「Oneチームスピリット」となって共に挑戦していきましょう!

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