
エンタープライズビジネスの未来をつなぐ―TeamSpirit Enterprise × taias I/Fが目指す顧客価値
株式会社ZERONIが提供する「taias I/F」(タイアス インターフェース)は、インターフェースの要件定義と構築を圧倒的低コストで実現するプラットフォームです。 今回、この「taias I/F」と「TeamSpirit Enterprise」とのパッケージ提供が新たに発表されました。
チームスピリットには年に1回、活躍した優秀社員を称える「TeamSpirit Award」があります。設定されている賞は5つあり、それぞれの賞にはチームスピリットらしい価値観と想いが込められています。
受賞者は、ユニットリーダー以上が賞にふさわしい社員を推薦理由とともに投票し、最終的に経営メンバーによって決定します。
ルーキー賞を受賞した、エンタープライズ事業統括本部 エンタープライズ営業本部 エンタープライズ営業推進部 パートナーアライアンスユニットの平澤野安(のあ)さんにお話を伺いました!
■ルーキー賞:入社後、早いスピードで成長して成果を出している社員
■アンサングヒーロー賞:あらゆる感謝を集め、チームスピリットの成長・変化を支えている社員
■ベストリーダー賞:チームの成果を創出しつつ、メンバーの成長を支援し、マネジメントのロールモデルとなる姿勢を示した社員
■コアバリュー賞:チームスピリットのコアバリューを体現することで実現できたハードな業務で、社内外から高い評価を得ている社員
■セールス オブ ザ イヤー:2025年の年間売上げが達成率ベースでトップの社員
ルーキー賞 受賞理由
アライアンス全般の担当として、エンタープライズ企業とのビジネスに欠かせない大型パートナーとの紐帯強化の他、大型新規パートナーとの取引深耕など、エンタープライズビジネスの成長に大きく貢献。また、入社して早々には公開経営会議で公共戦略についての発表を行うなど、非常に緻密かつスピーディな業務を行った。
未開拓の取り組みは、調査や周囲への説明理解が必要であり、各種ステークホルダーを巻き込んでの調整などハードな業務をこなし、会社や人に影響を与えている。入社からまだ1年弱とは思えない活躍はまさにルーキー賞に値する。
― ルーキー賞の受賞おめでとうございます! 受賞が決まったときの気持ちはどうでしたか?
実は、何人かの方に「Awardに推薦したよ」という声を聞いていたんです。なので、受賞の連絡をいただいた時は「本当に選ばれたんだ」と思いました(笑)。
ちょうど受賞の連絡をいただいた頃、個人的に自分が思ったような業務ができておらず、自信を落としていたタイミングだったので、「こんな感じなのに賞をいただいていいのかな」という気持ちも正直ありました。でも、9月1日の表彰式では多くの方から「おめでとう」と声をかけていただき、いろんな方にも選んでいただいているので、「頑張らなきゃいけないな」と前向きな気持ちが湧いてきました。
― チームやご家族の反応はどうでしたか?
チームメンバーからもお祝いの言葉をかけもらいました。上司である将平さんからは、「当然ですよ」と言ってもらえたのが印象的でしたね。
家族からも温かい(?)言葉がありました。妻には転職前から「最初が肝心」と言われていたので、表彰の話をすると「よくやった」と褒めてもらえました(笑)。
― 日頃どのような業務をされているのか、簡単にご紹介をお願いします。
現在、私はエンタープライズ領域におけるパートナーアライアンス(PA)活動を担当しています。
外部との窓口として機能するこのPAは、チームスピリットのビジネスにおいて、すべての領域で欠かせない非常に重要な役割を担っています。
特に私がメインで取り組んでいるのは、SAPやWorkdayといったグローバルトップシェアのソリューションとの連携です。SAPに関しては、会社間で戦略的な方向性を握りながら、個別の案件の入り口まで誘導し、営業部門へ引き渡すという流れを構築しています。Workdayについては、今後の取り組みや立ち上げに関わるフェーズに携わっています。
また、デロイトトーマツコンサルティングなどといったコンサルティングファームとの協業も大きなミッションのひとつです。コンサルファームはお客さまの業務整理や課題解決を支援する立場にあるため、勤怠領域における課題に対してTeamSpiritの製品を活用していただけるよう、リレーションを築き、理解を深めていくことを意識しています。
マスマーケティングではなく、パートナー企業との連携を通じて案件を創出し、営業部門へとつなげていくことが、私たちの重要な役割になっています。
― やりがいや、成果を感じる瞬間はどんな時ですか?
とあるグローバル企業さまの件なのですが、勤怠についてはグローバルで利用しているシステムでは日本国内の法制度に対応しきれないという課題がありました。
そこで、お客さまが関わられているコンサルティングファームやSAPの国内外の関係者と連携し、なぜ日本では個別の対応が必要となるのかを整理し、理解を得るための調整を行いました。最終的には日本国内でTeamSpiritの製品を選定いただくことができました。
この案件では、私は黒子的な立場で、さまざまな情報を集め関係者に提供しながらお客さまのご検討を間接的にサポートする役割を担っていました。直接的に受注に関わったわけではありませんが、「これが結実したな」と感じた瞬間はとても面白く、やりがいを感じましたね。
― 平澤さんは、これまでどのようなご経歴だったのでしょうか
ちょっと変わった履歴書なんですよね(笑)。最初はシステムエンジニアとして3年ほど働いていました。その後、10年くらい市役所に勤めていて、ITとはまったく関係ない仕事をしていました。
市役所では中長期の政策検討や新規事業の企画を6〜7年ほど担当していて、最後は生活保護の業務もやっていました。現場でいろんなことが起こるので、人生経験としてはかなり濃かったです。例えば、訪問先で亡くなられていた方がいて、葬儀屋さんや火葬場の方を呼んで対応したこともありました。そういうことも含めて、行政の現場って本当にいろんなことがあるということを経験しました。
そこから妻がシンガポールに転勤になったので、配偶者同行休業制度を使って一度市役所の仕事を離れました。その時に「キャリアが動かせないのはしんどいな」と感じたんです。公務員は自由が利かない部分もあるので、外から行政に関われる道もあるんじゃないかと思って転職しました。
電子契約サービスの企業に転職し、自治体向けの導入支援の立ち上げから行いました。途中でアライアンスの業務も任されるようになり、このキャリアをもっと活かしたいと思い、チームスピリットに入社しました。
― 入社してからまだ1年未満ではありますが、大変だったことはありますか?
個別に“これが大変だった”というよりも、4月から体制が大きく変わったことが一番の転機でした。以前はアライアンスチームで5~6人と一緒に動いていたのですが、事業部が分かれて、人数は少ないけれど対応するのはビッグネームの大企業ばかり。すぐにエグゼクティブミーティングになるような案件が多く、プレッシャーを大きく感じる瞬間が増えました。
自分が思うような仕事がやりきれていない感覚がずっとあって、力不足を感じる日々でした。今も引き続き手探りで試行錯誤しながらですが、5月に重岡さんという新しいメンバーが入ってくれて、少しずつ役割分担と協力をしながら改善してきているところです。
やりたいこと、やれることはまだまだあると思っていて、個人としてもチームとしてももっとパワーを上げていかないとなと思います。アライアンスチームは現在もメンバーを絶賛採用中なので、ぜひご応募お待ちしています(笑)。
― 日々の仕事で大切にしていることや、心がけていることはありますか?
できるだけ“落ちそうなボール”や“すでに落ちているボール”を拾う人でいたいと思っています。誰かが困っているのを見て見ぬふりするのは、チーム全体の雰囲気にも影響すると思うので、自分が手を動かして解決する方がいいなと思っています。
アライアンスの仕事って、単独で何かを成し遂げるというより、いろんな人や組織を“つなげていく”ことが大事なんですよね。だからこそ、コミュニケーションが滑らかに動くように意識しています。
― 成果を出すために工夫している「自分なりの習慣」はありますか?
できない時もあるんですが、企画系の仕事が多いので、“考える時間”をちゃんと確保するようにしています。事務作業に追われてしまうと、どうしても余裕がなくなってしまっていい仕事ができないんですよね。
なので、“この時間はブロックする”と決めて、週に1回は考える時間を取るようにしています。実際には2週間に1回になってしまうこともありますが、それでも意識的に時間を作るようにしています。長くその時間が取れないときは、上司である将平さんと話し、意見をもらったりして視点を広げるようにしています。
― 今後、どんなことに挑戦していきたいですか?
“エンタープライズといえばチームスピリット”、“チームスピリットといえばエンタープライズ企業向けのサービス”という認識をもっと広げていきたいですね。そのためには、人の目につくような取り組みをどんどん打ち出していく必要があると思っています。
個人的な中長期の視点では、自分の強みを作っていかないとなと思います。アライアンスは“手法”であって“目的”ではないと考えています。営業のためのアライアンスという位置づけの中で、いろんなことを見て、経験を積ませてもらっているのはありがたいことです。
今は広く関わらせてもらっていますが、将来的にはスコープを絞って、自分の強みをしっかりと築いていきたいです。エンタープライズ領域のマーケティングや企業ブランディングに近いところに、自分の役割を振っていけたらと思っています。
― 最後に、この記事を読んでいる社員の皆さんに一言お願いします!
私は今40歳なんですが、40歳でルーキー賞って、最初はちょっと小恥ずかしい気もしました(笑)。でも、今年チームスピリットに入社して、重要な領域を任せてもらっていることは本当にありがたいことだと思っています。まだまだ分からないことの方が多いですが、これからも頑張っていきたいです。
それと、“みんなでチームスピリットを高みに持っていこう”という気持ちが強いです。いろんな方と一緒に仕事をして、会社をもっと盛り上げていきたいと思っています。まだ話したことのない方もたくさんいるので、気軽に話しかけていただけたら嬉しいです。事業部門は分かれていますが、会社は“ひとつの船”だと思っています。ぜひ一緒にチームスピリットを盛り上げていきましょう!
平澤さん、ありがとうございました。改めて、おめでとうございます!
平澤さんのプライベートをご紹介していただきました!
株式会社ZERONIが提供する「taias I/F」(タイアス インターフェース)は、インターフェースの要件定義と構築を圧倒的低コストで実現するプラットフォームです。 今回、この「taias I/F」と「TeamSpirit Enterprise」とのパッケージ提供が新たに発表されました。
今回ご紹介するTeamSpirit Award2024 コアバリュー賞に輝いた梅崎さんは、受賞当時、出産・育児休業中でインタビューが叶いませんでした。今年4月半ばに復帰され、ママとしてさらにパワーアップした梅崎さんに改めてお話を伺いました!
これまで、チームスピリットでは半年に一度「コアバリューアワード」を実施していましたが、FY25 のネクストステージを見据え、ありたい組織に近づくために社員表彰制度をリブランディングし、年に1回の「TeamSpirit Award」として設立することになりました。