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TeamSpirit Award2024コアバリュー賞 AI UMEZAKI 全社を巻き込みゼロから立ち上げた“パートナープログラム”

TeamSpirit Award2024コアバリュー賞 AI UMEZAKI  全社を巻き込みゼロから立ち上げた“パートナープログラム”

今回ご紹介するTeamSpirit Award2024 コアバリュー賞に輝いた梅崎さんは、受賞当時、出産・育児休業中でインタビューが叶いませんでした。今年4月半ばに復帰され、ママとしてさらにパワーアップした梅崎さんに改めてお話を伺いました!

梅崎さんが受賞したのは、以下の4つの賞のうち「コアバリュー賞」です。

■ルーキー賞:入社後早いスピードで成長して成果を出している社員
■アンサングヒーロー賞:あらゆる感謝を集め、チームスピリットの成長・変化を支えている社員
■ベストリーダー賞:チームの成果を創出しつつ、メンバーの成長を支援し、マネジメントのロールモデルとなる姿勢を示した社員
■コアバリュー賞:チームスピリットのコアバリューを体現することで実現できたハードな業務で、社内外から高い評価を得ている社員

コアバリュー賞の受賞おめでとうございます! 受賞から約1年経っていますが、改めてご自身ではどんなところを評価されたと思いますか?

ありがとうございます。今回の受賞は、私がリードさせていただいた「コンサルティングパートナープログラム」の立ち上げが大きく評価されたのではないかと思っています。

このプログラムは、単なるパートナー連携にとどまらず、セールス(SS)、カスタマーサクセス(CS)、プロフェッショナルサービス(PS)、開発など、全社的な関わりが必要な取り組みでした。

毎週のミーティングを重ねながら、「この導線はこのチームとつなげよう」「教育の体制はどう整えるか」「定期的なコミュニケーションはどう取るか」など、細かな部分まで一つひとつ相談しながら前に進めていきました。Salesforceの知識だけでなく、業務に必要なスキルをどう定義し、どうレクチャーするか。棚卸から設計、実際の運用方法まで、すべてを“ゼロから”考えていく必要がありました。

私自身にとっても初めての挑戦となる業務でしたが、ゼロから仕組みをつくり上げていく過程は非常に大変でありながら、同時にやりがいも大きかったです。社内外からの反響や評価をいただけたことで、「やってよかった」と心から思えたプロジェクトになりました。  

出産・育児休業を経て、どのような気持ちで仕事に復帰されましたか?

コンサルティングパートナープログラムが立ち上がり、「これからPDCAを回していくぞ」というタイミングで産休に入ったので、正直なところ、我が子を残していくような気持ちでした(笑)。
プログラムの立ち上げには強い思い入れがあったので、休みに入ってからもずっと気になっていました。

ただ、当時は自分のメインタスクとして全力で取り組んでいたこともあり、見えていなかった部分もあったと思うのですが、復帰した今は少しフラットな視点で見られるようになったかなと思います。

出産・育児を経て復帰して改めてプログラムを見てみると、スタートから約1年が経っていて、良い意味で立ち上げ時とはまた違った印象を受けました。
一方で、ブラッシュアップが必要だなと感じる点もいくつかあって、むしろ今は「これからどう育てていこうかな」という楽しみの気持ちのほうが大きいですね。最初に立ち上げた人間として、責任と愛着を持ちながら、より良いプログラムに育てていきたいと思っています。

梅崎さんの取り組まれている業務について、改めて教えてください

今年4月に育休から復帰し、6月1日より部長代行を拝命しましたので、大きな業務としてはチームがきちんとワークするための環境づくりやサポートを行うマネジメント業務があります。

マネジメント業務以外では、以前より業務で携わっていたSalesforce関連業務で、Salesforce社との協業や、今回アワード受賞の対象となった「コンサルティングパートナープログラム」の運営、チームスピリットと同じ「AppExchange」※1パートナーとの協業、「ERP Cloud 360コンソーシアム」※2の理事社としての活動などが挙げられます。

※1 AppExchange:Salesforceが提供する公式のアプリマーケットプレイス。Salesforceと連携するさまざまなアプリケーションやソリューションを企業が簡単に探して導入できるプラットフォーム。

※2 ERP Cloud 360コンソーシアム:Salesforce AppExchangeアプリケーションで展開している業務に特化した製品を持つチームスピリット、テラスカイ、シナプスイノベーションの3社が立ち上げた組織。中堅企業向けクラウドERPの促進を目指す。


具体的には、パートナー企業の力を借りながら、彼らの持つ顧客基盤を通じてリードを獲得し、受注へとつなげていく活動をしています。

受注を見据えての活動とはいえ、売上だけを見ているわけではありません。パートナー企業、お客さま、そして私たち――三者すべてにとって価値のある「三方良し」の関係性を築くことを大切にしています。

チームには現在2名のメンバーが在籍しており、ERPを提供する企業との連携強化や、販売代理店との協業、製品連携に関する窓口対応など、それぞれの領域で活躍してくれています。私自身もプレイヤーとして動きながら、チームとともに「成果が出る仕組みづくり」を実現していきたいと考えています。

日頃業務を行うにあたって、心がけていることはありますか?

日々の業務の中で、もっとも意識しているのは「心理的安全性」です。

私たちの仕事は、社内のチームだけでなく、パートナー企業やお客さまとも連携しながら進めていくため、一つの小さなミスが後々大きな影響を与えることもあります。だからこそ、報告・連絡・相談(いわゆる“ほうれんそう”)がしやすい雰囲気づくりを大切にしています。

チーム内では、朝イチでデイリーミーティングを行っていて、週明けの月曜などは週末の出来事など、ちょっとした雑談も交えながら、リラックスした空気感をつくるようにしています。

また、パートナー企業に対しても、心理的安全性を重視しています。今お付き合いしているパートナーさんとは、ビジネスだけでなく、日頃からフランクな会話も交えることで、温かい信頼関係を築くようにしています。何かあったときに、すぐに相談し合える関係性を目指しています。

お客さまやパートナー、それぞれが目標数字を背負っており、時にはシビアなやりとりやクレーム対応が必要になる場面もあります。だからこそ、普段からどれだけ心を開いて会話できるかが、いざというときの支えになると実感しています。

2025年7月2日、大阪で行われたSalesforce主催イベント「Agentforce World Tour Osaka」に、チームメンバーの小川さんと。

チームスピリットに入社前はどのようなご経歴でしたか?

チームスピリットは3社目で、現在でちょうど6年目になります。
新卒で入社した1社目は、Salesforce事業を手がけるコンサルパートナー企業でした。大手企業の案件にSalesforceから直接依頼をいただき、システムエンジニアとして導入プロジェクトに携わっていました。お客さま向けシステムの動作確認やテスト業務などを担当していましたが、当時から「もっと人と関わる仕事がしたい」と感じていました。

キャリアチェンジを考えて次に飛び込んだのが、NPO法人向けに寄付決済サービスを提供する創業したてのベンチャー企業です。正社員第1号として入社し、営業からカスタマーサポート、イベント運営まで、開発以外はほとんど何でもやっていましたね。特に、自社サービスの魅力をどう伝えるかを常に考えながら、2年半にわたってさまざまな業務を経験しました。

この2社での経験を経て、「やっぱり営業という軸で、人と話す仕事がしたい」という思いがより強くなり、チームスピリットに入社することを決めました。  

チームスピリットはどのようなきっかけで入社されたのでしょうか

転職活動中に求人サイトでチームスピリットの募集を見つけたのが、最初のきっかけです。自社製品であり、しかもSalesforce基盤である点が、新卒1社目の経験との親和性を感じ、魅力を感じました。

面接で創業者である荻島社長と最終面接でお話しする機会があったんですが、単に「売上を上げよう」という話ではなく、「どうすればもっと愛され、使われる製品になるか」を真剣に考えている姿勢がとても印象的でした。製品に対して誇りを持って、より多くのお客さまに届けたいという想いが強く伝わってきたんです。

営業という仕事を選ぶ以上、やはり自分が心から良いと思えるプロダクトでなければ、自信を持って提案することはできません。その点、チームスピリットは可能性を信じている人たちが集まっていて雰囲気も良く、入社を決めました。

業務での苦労するポイントや、やりがいについて教えてください

パートナーアライアンスの業務の中で苦労している点としては、やりたい協業のアイデアがたくさんあるにもかかわらず、どうしても人手が足りず、領域を絞らざるを得ないところです。私たちのチームは現在プレイングマネージャーである私を含めて3人体制。限られたリソースの中で、ビジネス上の優先順位に沿って取り組む必要があります。その結果、間接的な施策や中長期的な取り組みが後回しになってしまうことが、正直もどかしいですね。

一方で、やりがいを感じる場面も多くあります。たとえば、パートナーさんと連携した案件で、「チームスピリットとタッグを組んだからうまくいった」とお客さまに評価していただけたときには、パートナーさんからも直接お礼をいただくことがあり、二重に喜びを感じます。

お子さんがまだ小さい中で、ご家庭との調整はどうされるのでしょうか?

仕事と育児の両立についても、夫と一緒にしっかりと話し合いながら進めています。

復帰前から保育園の送り迎えのスケジュールや出張時の対応について相談していて、土日を含めた1〜2週間単位でお互いの仕事・家事・育児のバランスを調整するようにしています。私の仕事が立て込む週は、夫に平日の家事育児を任せて週末は私が家事育児をし、夫にはゆっくり過ごしてもらうなど、できる限り“半分ずつ”のバランスを意識しています。

週に1回は必ず子どもが寝た後に「家族会議」を開いて、翌週の予定や役割分担を確認し合うのが習慣です。ちなみに夫は情報システム担当として、実はチームスピリットを利用しているお客さま側の立場でもあるので、社内リリースや機能の話もよく家庭内で話題になります(笑)。

今後、どんなことに取り組んでいきたいですか?

今後のアライアンス活動では、パートナーさんとの協業によって、私たちもパートナーさんも受注につながる“勝ちシナリオ”をパターン化していきたいと考えています。業界特化のモデルになるのか、提案の流れの型になるのかはまだ模索中ですが、属人的なノウハウに頼るのではなく、誰が商談を担当しても成果につながるような再現性のあるパターンを築いていくことが、来期の大きなテーマです。

特に、ERP領域、たとえば人事給与システムなど人事業務の総合提案から勤怠部分にTeamSpiritをご採用いただくシナリオや、Salesforce基盤を活かした提案では人事業務の枠組みを飛び出し、全社共通の業務システムにおける出口戦略としてのシナリオ構築も強化していくつもりです。

個人的なチャレンジとしては、0歳児の育児とマネジメントの両立に日々奮闘中です。子どもは現在9カ月なので、今後自我が芽生え、どんどん動き回ってくると思います。初めてのことばかりの毎日に取り組んでいるので、正直大変なことも多いですが、今は「がんばります」としか言えないですね(笑)。仕事も育児も、どちらも全力で向き合っていきたいと思っています。  

最後に、一緒に働く仲間へのメッセージをお願いします!

今の私は、マネジメントも育児も“1年生”なので、これからもきっとわからないことだらけだと思います。でも、これまで私が経験してきたこと——たとえば営業やアライアンスに関する知見などは、できる限り社内に還元していきたいと思っています。わからないことは素直に聞きながら、一緒に取り組んでいけたら嬉しいです。

また、パートナービジネスに関しては、チームスピリットとしてもまだ舵を切り始めたばかりの領域です。大きなポテンシャルがあると感じていますし、社内の皆さんにもぜひ期待していただきたいと思っています。そして、今後ますます広がっていくこの取り組みに、ぜひご協力をお願いできれば嬉しいです。困ったときには遠慮なく声をかけますし、私自身も全力でサポートしていきます!

梅崎さんの好きなコトを紹介していただきました!

「謎解きが好きで、街歩き系の謎解きを家族でよくやっています!」

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