チームスピリットは、コアバリューとして、
Customer Value (お客様自身気づいていない価値の創造にこだわります)
TeamSpirit(誠実にリスペクトの気持ちを持って、関係者と貢献の輪を創ります)
Innovation(理想のビジョンを描き、光速で実践し、失敗から学びます)
Re:Start-up(毎日スタートアップ初日に戻り、未知を探索します)
の4つを掲げており、FY2022より、各クオーター(Q)毎に、社内でそれぞれのコアバリューを最も体現した社員・チームを表彰する取り組みをはじめました。
今回は、FY2022 Q3の期間でチームスピリットのコアバリューの1つである「Re:Start-up」を最も体現した社員とその取り組みについてご紹介します!
Innovation Awardを受賞したのは、SDチームの古川 久勝さん、萩原 建さん、姜 允逸さんと、当時PSチームだった真瀬 賢一さんの4名。人事管理システム「SmartHR」との連携プログラムのリリースが評価され、受賞に至りました。
古川さん
2015年9月にチームスピリットに入社。前職は、愛知県で組込系開発などを行っていました。しかし、リーマンショックで組込系の仕事が減少し、Web系の仕事が増えてくるなか、Salesforceの案件に携わるようになり、チームスピリットに派遣されました。派遣期間の終わりに荻島代表よりスカウトされ転職を決め、現在はプロダクトマネージャーとして、製品をどういう方向に成長させるかを決定しています。
真瀬さん
2014年12月にチームスピリット入社。前職では、Salesforceに特化したSIerにてプロジェクトマネージャーとして働いていました。Salesforceプラットフォーム上で良い製品を提供している企業を検討し、チームスピリットに入社することを決めました。チームスピリットでは、製品の導入コンサルタント、マネージャーを経て、現在はカスタマーサクセスチームのリーダーとして活躍中です。
姜さん
2022年1月の入社です。前職ではサーバー関連の開発に携わり、サーバー以外のスキルも身につけたいということから転職をしました。入社してからすぐに今回の受賞につながるプロジェクトに配属され、開発、テストなどに取り組みました。
萩原さん
FY22Q1.2のCustomer Awardに続く受賞となりました。エンジニア経験を経た後、2009年に入社。営業、導入支援、カスタマーサポートなど幅広く携わった後、現在はSDチームで拡張ツールの開発やサポートサイトの運用などを行っています。
他社システムとの連携の第一弾をリリース!
ーInnovation Award受賞ということで、Innovationというコアバリューに対しての思いをお話ください。
古川
イノベーションで思い浮かぶのが「Amazon Go」です。やるべきと思っていた、当たり前だと思っていた店舗での決済処理をやらなくてもよくなったという点がイノベーティブです。プロダクト開発においても、まずはできることを増やすこと、そのための手順を作ることが第一ですが、その後は手順を減らし、最終的には何もしなくても完結することを目指すべきだと思っています。TeamSpiritも、従業員が今まで以上に何もしなくても管理業務などが完結する、それこそがイノベーションになると思い、目指していきます。
真瀬
これまでにないもの、想像できないものを出すことがイノベーションです。今回のSmartHRとの連携プログラムは、イノベーションというよりも業務効率化だと思います。しかし、イノベーションは突然起こるのではなく、今回のような効率化から始まって、少しずつ進んでいくことで、段々とイノベーションに近づけると思っています。
姜
今回の連携に関しては、今までできなかった他社との連携によって、業務効率化につながりました。できなかったことをできるようになることがイノベーションだと思います。SmartHR以外のサービスとも連携できるようにすれば、TeamSpiritが他社とのつながりのハブとなるプラットフォームに進化し、イノベーションになると思います。
萩原
自分がやっていることは、今ある機能をより便利にしていくというイメージが強く、イノベーションという意識は今まであまりありませんでした。しかし、今回の受賞は前回受賞したときの社員マスタ一括登録ツールを発展させたもので、既存のものを使いつつ、新しい価値を生み出せたと思います。
ーSmartHRとの連携機能をリリースすることになった経緯を教えて下さい。
古川
もともとSmartHR連携は、導入企業から要望が多く寄せられていました。これからは他社システムとの連携により、エコシステム化をしていくことが求められます。他システムと連携できるようになれば、より便利になり、定着率を高めることになると判断し、その第一弾としてSmartHR連携を実現しました。
真瀬
プロフェッショナルサービスチームで導入支援業務を行っていた際、お客様から人事システムとTeamSpirit双方の組織変更を実施することが大変という声が多くありました。それもあって今回SmartHR連携はぜひ実現したいと思いました。
2021年の秋から検討を始めましたが、まずはSmartHR社からAPIを提供いただき、連携の方針や基本仕様を決定しました。2022年の年始から開発を開始し、Phase1として従業員情報の連携機能を6月にリリース、Phase2として組織情報の連携機能を10月にリリースすることができました。
萩原
古川さんと真瀬さんの検討内容を踏まえて私の方で詳細な仕様を詰めていきましたが、大まかな方針は予め取りまとめてもらっていたので、特に困ることなくスムーズに進めることができました。
実際の開発は私と姜さんで行いました。姜さんにとっては入社して初めてのプロジェクトで大変だったと思いますが、頑張ってくれたと思います。
姜
入社して初めてのプロジェクトだったので、仕様関連の理解が大変でした。TeamSpiritの仕様に加え、SmartHRの仕様も理解しないといけなかったからです。実装に関しては、これまで使用していたプログラム言語と似ていたこともあり、それほど大変ではなく、スムーズにできたと思います。
真瀬
萩原さん、古川さん、姜さんが詳細な仕様や注意点をスピーディーにまとめてくれるのでスムーズに進めることができました。
リリースまでは極秘プロジェクト。受賞という形で成果が認められて嬉しい!
ー受賞を聞いてどう思われましたか?
古川
開発に大きく関わったわけではないので、受賞者になったことに驚きました。会社に開発チームの活動が評価されたことがわかり嬉しかったです。
真瀬
SmartHR連携は、みんなで達成したことなので、この活動が選ばれたのがうれしかったですね。もっと受賞対象者を広げてもいいと思います。
姜
入社したばかりで分からないことばかりの状態でしたが、おもしろいプロジェクトに携われて光栄でした。
萩原
1回目に続き選んでいただいて嬉しいです。今回のプロジェクトは、社内でも非公開で進められ、社内全体にお披露目されたのがリリース当日でした。限られたメンバーしか知らないという特殊な状況ではありましたが、その分、重要な役割を仰せつかったのだという思いで頑張ることができました。我々以外にも色々な方の尽力があってリリースすることができたと思うので、関係された皆さんに感謝したいです。
ー今後、注力していきたいコアバリューはなんですか?
古川
入社の動機でもある「Innovation」です。未知なるもの、意識していなかったことを作ることを目指しているので、体現していきたいです。
真瀬
「Customer Value」です。現在、カスタマーサクセスチームに所属していますが、お客様の要求に応えるだけでなく、期待値を超えるサービスを提供していきたいと思います。
姜
「Customer Value」です。利用者にこうやって使って欲しいというのではなく、開発者としてお客様に何が必要なのか考えて、そこに集中して作り出し、自社サービスを発展させていきたいからです。
萩原
前回と同じく「Customer Value」です。やはりお客様に使ってもらうものなので、お客様の価値につながるものを作りたいです。
さらに製品を良くするための活動をしていきたい
ー週末の過ごし方、リフレッシュの方法を教えて下さい。
古川
週末はクレー射撃をやっています。猟銃所持許可も持っていて、主に千葉県の射撃場で練習をしています。学生時代に弓道やアーチェリーをやっていたこともあり、35歳になって新しいことに挑戦しようと思って始めてみました。
真瀬
小学3年生と年長の子どもがいます。週末は子どもと一緒におでかけしたり、ゲームしたりと一緒に遊んでいます。先日、千葉県の清水公園に行きました。様々なアスレチックがある広い公園でみんなで遊びましたが、水のコースでは私が一番アスレチックを楽しみました(笑)。
姜
最近は回数が減ってしまいましたが、スポーツジムで筋トレをしています。ベンチプレスは90Kgまであげられて、100kgを目指しています。
前回も話しましたが、妻と同じバンドが好きで、また近日ライブに行きます。曲が好きなのはもちろんですが、ライブに向けて色々と準備したりするのも楽しいです。
ーチームスピリットのおすすめポイントはありますか?
古川
月に1~2回くらいは出勤する必要がありますが、基本はフルリモートで働けることです。ストレスとなる電車での移動もなくなり、宅配便をいつでも受け取れるのも便利です。また、遠隔地での勤務もチームスピリットは可能、かつ通勤補助もあるため、たまに地元で仕事することやワーケーションも行ったりしました。
真瀬
裁量をもって働けることです。手を上げればチャレンジさせてもらえることが多く働きやすい環境です。
姜
私は韓国人ですが、社員のみなさんが外国人に対して距離をおかずに接してくれます。日本語でのコミュニケーションが100%できるわけではありませんが、時間がかかっても話をきちんと聞いてくれるので、働きやすいです。
萩原
真瀬さんの言うように裁量をもって働くことができると思いますし、リモートワークなど柔軟な働き方ができるのがよいところです。
ーこれからやっていきたいことはありますか。
古川
他社との連携を深めていきたいです。勤怠情報の登録やその他機能等を、より簡単な方法や身近なツールで登録できるようにしていきたいです。
真瀬
カスタマーサクセスチームとして、お客様に製品の魅力を正しく伝えていきたいと思います。
姜
チームスピリットのバリューを高めるために、他社システムとの連携を広げて、連携のプラットフォームとして進化させたいです。
萩原
チームでできることを増やして開発をもっとスケールさせていきたいです。また、これまで作ったツールで好評なものは、製品本体の機能として取り込んでいきたいです。