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Innovation Award受賞!業務でも、上から言われたからでもない。「やらなくちゃ」と有志が立ち上がって実現したSDGs宣言

Innovation Award受賞!業務でも、上から言われたからでもない。「やらなくちゃ」と有志が立ち上がって実現したSDGs宣言

チームスピリットは、コアバリューとして、
Customer Value (お客様自身気づいていない価値の創造にこだわります)
TeamSpirit(誠実にリスペクトの気持ちを持って、関係者と貢献の輪を創ります)
Innovation(理想のビジョンを描き、光速で実践し、失敗から学びます)
Re:Start-up(毎日スタートアップ初日に戻り、未知を探索します)

の4つを掲げており、FY2022より、各クオーター(Q)毎に、社内でそれぞれのコアバリューを最も体現した社員・チームを表彰する取り組みをはじめました。
今回は、そんな取り組みの中で、FY2022 Q1,2の期間でチームスピリットのコアバリューの1つである、「Innovation」を最も体現した社員とその取り組みについてご紹介します!





FY2022 Q1,2の期間のコアバリューアワードとして、Innovation Awardを受賞したのは、SSS ミッドマーケットソリューションセールスチーム 梅崎愛(うめざき あい)さんと、CO ビジネスオペレーションチームの有馬幸菜(ありま ゆきな)さん。





(左)有馬さん、(右)梅崎さん




梅崎さんは2019年11月に入社し、新規顧客営業を担当しています。入社前は、システムエンジニアとしてCRMと非営利業界コンサルティングを行う企業でSalesforce導入支援を経験したのち、非営利業界の寄付決済サービスを提供するITベンチャー企業の社員1号としてマーケティングや営業、カスタマーサポート・カスタマーサクセスに至るまで幅広い業務を担当していました。





有馬さんは、法務担当として契約書のレビューや社内のガバナンス体制維持のための運用など一般的な法務業務の他、プライバシー・セキュリティ体制の構築、製品や社内セキュリティの回答、社内のガバナンス体制の運営・構築なども担当しています。新卒で官公庁に入省したものの、激務で体調を壊し、当時の自身の働き方や仕事への思いを考えたときに、多くの人にとって膨大な時間を費やす「働く時間」をより有意義且つ自己実現に繋がる状態をつくるサービスに携わりたいと思うようになったといいます。その後、人材会社で内部統制などを担当し、2020年9月にチームスピリットに入社しました。





Innovation Awardを受賞した取り組みや、ミッション、コアバリューについての思いについてお話を聞きました。





誰かが「言い出しっぺ」にならなくちゃ!有志で始めたSDGsの活動





ーチームスピリットのSDGs活動をボトムアップで始めて、会社の公式プログラム化を実現したそうですね。ボトムアップでの取り組みのきっかけは?





梅崎

2020年12月にSDGsをテーマにブログを書いたメンバーがいました。その記事をきっかけに、人事が関心の高そうなメンバーに声をかけてくれ、2021年の年明けから女性メンバー5人が集まってSDGsに関する情報交換会兼勉強会を実施することになりました。私と有馬はその時のメンバーで、業務時間の合間に毎週集まって会社としてなにかできることがないか意見交換をするようになったんです。





有馬

その時のメンバーは、法務(有馬)、営業(梅崎)、人事、システム開発、マーケティングと所属がバラバラで、それぞれの視点から日々感じること・文化の垣根を超えた共通の課題について議論をしていました。例えば女性活躍推進の遅れやその原因の一つであるアンコンシャスバイアスについて、当社ができる環境への取り組みを考える機会となりました。





梅崎

社内の「自発的かつプライベートな取り組み」から始まったものですが、実行に移すとなると、「全社的な取り組み」としなければ課題解決はできません。そこで、議論した内容を踏まえて、提言書を作成して会社に提出することになりました。このとき、「役員に味方がいたほうが話が進みやすいよね」ということで、開発部門の役員を巻き込んで、役員会に上げてもらうことに。
会社としてもSDGs活動は取り組むべきことと捉えていたので、提言書を受けて次年度にはすぐに予算をつけてもらうことができました。





有馬

と言っても、必ずしも順調というわけではなく…。苦労したこともありました。





梅崎

通常業務が忙しくて全く手が付けられないということもありましたもんね。





有馬

そうそう。何から始めるべきなのか、どう動かしていくのかも全く決まっていないし、もちろん社内のナレッジもなければ通常の業務のように上司がアドバイスをくれるということもないですし。自分たちで情報収集をして、一から検討が必要だったので、チームメンバーの課題意識の統一に時間がかかることもありました。
全く新しい分野で物事を始めるときの難しさを痛感しましたが、どのような新しい分野への取り組みも「言い出しっぺ」が必要です。SDGsに関してその言い出しっぺになったのがこのチームでした。





よくある「SDGsの宣言」にはしたくない。経営陣とも内容を徹底議論!





梅崎

2021年9月の新年度から予算がついて、各チームから一人ずつ公募で参加してもらい、10名ほどのチームになりました。週に1回ミーティングを重ね、10月には会社としてのSDGsの取り組みに関する宣言ページをWebに公開することができました。

▽SDGsへの取り組み
https://corp.teamspirit.com/ja-jp/company/SDGs.html





有馬

単なる「SDGsを謳った体裁の整った文書」であれば、誰の心にも響かず、結果として社内への浸透もしません。なので、宣言をまとめるにあたっては、ありがちなSDGsやCSR宣言にならないように、チームスピリットのビジョン、ミッションとどう接合しているのか、長期的な目線で見たときにどのような会社でありたいと考えているのかを徹底的に言語化し、文章を練りました。できた案を経営陣にあげてはフィードバックをもらい、会社としての方向性についてもその場ですり合わせていきました。

私は法務という業種柄、公開する文面について保守的でした。今後実施していく予定をあまりたくさん記載すると、それが半ばコミットメントになるからです。でも代表の荻島に「実際には宣言には加えない予定ですが、こういう取り組みを将来的に検討していきたい」と話したら、「それは重要な取り組みだからコミットメントして実施していこう」と言ってくださいました。社長自らも前のめりでサポートしていただけたのは大変心強かったですね。













ーこだわりのある宣言なんですね。公開してみて反応はどうでしょうか。





梅崎

公の場で代表の荻島がSDGsの取り組みに言及したことがありました。「Equality」として障害者雇用促進を含む多様性と平等、インクルージョンの実現を目指していることをお伝えいただきました。

もう一つ、株式会社セールスフォース・ジャパンでは、パートナー企業のランク制度があり、その指標に、社会に対して貢献できる会社かどうかという視点が昨年度から加わりました。SDGsへの取り組みとしてチームを立ち上げ、宣言ページを公開し活動を始められたことは、日本の数あるセールスフォース・パートナー企業の中でもリーダーシップを発揮できたと思います





有馬

従業員への影響としては、SDGsへの関心が薄い人もいる中で、会社として宣言することで、SDGsの精神がインプットされ始めています。取り組みに参加・協力したいという従業員もいますし、アイデアを提供してくれたり、関連情報を見つけて共有してくれる従業員も増えました。社内SlackでSDGsスタンプが押されることもよくみかけます。対外的には、会社がどのような形で社会に貢献し、また社会から必要とされ続ける存在であり続けるかという点について評価されることが増えてきています。





社員自ら、まさにゼロイチを作り上げたイノベーティブな取り組み





ー受賞を聞いてどう思いましたか?





梅崎

びっくりしました!というのも、他のノミネート候補も素晴らしい取り組みばかりだったからです。同時にとても嬉しかったですね。思えば、有志で集まって会社に提言し、予算がついてチーム化、公式なプロジェクトとして活動できるようになるところまでもっていくことができたことは自分の中でも大きな自信に繋がっています。弊社のSDGs元年は手探りだったので、2年目以降は対外発信などを含めてより充実した活動をしていきたいです!





有馬

私は、コアバリューアワードを推薦するリーダーの立場でもあったため、「この活動は表彰に値する」と思い、自らも推薦していました。特筆すべきは、SDGsを専属で進める部署がなく、経営陣からトップダウンできた業務でもなく、従業員がゼロから考えてイチを作り出せたことです。ボトムアップで始めて、役員を含め、いろいろな人を巻き込んで会社の方針にできました

SDGsの取り組みは、抽象度が高く、また明確な正解がないのでどこから始めてよいかわからないですし、前例や知見があるわけでもありません。それでも自分たちでやるべきことを組み立て、スケジュールを決めて実現できたことが評価されたのはうれしいです。





今回の取り組みも、これからもミッション、ビジョン、コアバリューにつながる





ー仕事をするにあたり、ミッション、ビジョン、コアバリューをどのように受け止めていますか?









梅崎

コアバリューの「TeamSpirit」は、社内のメンバーだけでなく、パートナーや顧客、株主、社会まで広がりをもって、支え合いリスペクトしあうという考えです
今回のプロジェクトを通してボトムアップで上げていく難しさを体験しましたが、普段の業務である商談では、お客様にまさにボトムアップでTeamSpiritの導入を進めていただくこともしばしばあります。
現場から声を上げ、経営陣の意思決定まで繋げてもらう、そのボトムアップの難しさを体感できたことは、今後のお客様へのご提案にも活かせるのではと考えています。





 有馬

私が入社を決めた理由の一つに「すべての人を、創造する人に。」というチームスピリットのミッションへの共感があります。このミッションは、今現在、チームスピリットを利用している人だけでなく、長い視点で捉え、当社のSDGsの取り組みが次世代の「創造する人」を生み出す機会にもなります

例えば、先日、チームスピリットはNPO法人CLACK様と協働して、経済的に困窮している学生に対して、まだ使えるけれども利用期限が切れたPCを寄付する取り組みを開始しました。学生の方がそのPCを利用して、NPO法人でプログラミングを習得したり、新たな知識を得て、近い将来、「創造する人」になってもらうための一助になればと思っています。





休日は自分の体のサステナビリティを意識





ープライベートの過ごし方やリフレッシュの仕方などを教えて下さい。





有馬

ジムのグループレッスンに通っています。マシンを使った個人トレーニングだと、自分に甘くなってきついとやめてしまいますよね?でもグループレッスンだとみんなでやることで途中で抜け出すことができず最後まで自分を鍛えられんですよ。有酸素運動、トランポリン、暗闇のバイクなどいろいろなトレーニングがあって、何も考えられないくらいまでやるとリフレッシュできますね。

体を鍛えるきっかけは、官公庁の仕事で体がボロボロになってしまったことです。仕事にやりがいはありましたが、この生活を10年20年は続けられないなと…。体も精神も健康であるために、自分の体のサステナビリティを意識してトレーニングしています。





梅崎

私は最近社交ダンスを始めました。コロナ禍で顧客先訪問がなくなりオンライン商談に切り替わったことで運動不足になってしまって…。社会人サークルの大会では1種目ですが4位に入賞できてうれしかったです!









社交ダンスは年を重ねても楽しめる生涯スポーツなので、有馬さんと同じくサステナブルな趣味ですね!





■フラットで風通しのよいチームスピリットだからできること





ーチームスピリットの良いところはどこですか?





有馬

役職や年齢にとらわれず、意見を言えることです。代表の荻島を始め、役員に対しても意見があれば言うことができます。また、各々の主体性も尊重され、自分自身が必要と思ったことは声をあげ実行していると、気付くとたくさんの同僚に助けてもらえる文化があります。前例がないことや役職や年齢、部署のみを理由に反対されることもありません。そういう意味で、主体的に業務を企画し取り組みを進めたいと考えている若手は特に働きやすいように思います。





ーこれから力を入れていきたいことは?





梅崎

もともと社会課題への興味関心が強く、学生時代から学生団体で活動をしたり、非営利業界でのキャリアを選択したりしていましたが、チームスピリットに入社した大きな理由は、営利・非営利を問わず中小組織の支援をしたいという想いがあったからです。バックオフィス業務をまだまだ紙やExcelなどで行なっているところも多く、TeamSpiritを導入することで、業務効率化から生まれるバリューを強く感じていただけると考えています。引き続き、営業職としてお客様の課題解決と「TeamSpiritを導入してよかった!」を大切に日々ご提案を重ねていけたらと思います。また、SDGsへの活動は、社員の能動的なアクションを誘えるような動線作りをより積極的に行っていきたいです!





有馬

より多くの人が有意義且つ自己実現に繋がる働き方ができる環境づくりに寄与したいという気持ちからチームスピリットに入社しました。もちろん、自分自身も有意義且つ自己実現に繋がる働き方をすることを目指しており、このSDGsの取り組みは、その目標の一つが実現したものです。私の主要業務ではないSDGsプロジェクトに対して、(もちろん自分の業務はしっかりこなした上ではありますが)業務命令があるわけでもないのに自主的に業務時間を使い、チームを組み、一メンバーが経営陣と話し合い、そして実行フェーズまで来ているというのは、チームスピリットのフラットで挑戦を支援してくれる文化があったからだと思ってなかなか得難い環境だなと感じています。こうした環境にあるので、また次のチャレンジに取り組んでよりよい働き方を実現させたいです。






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