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狙うはセミオーダーの最高峰!新製品”TeamSpirit EX”の魅力を語る!

狙うはセミオーダーの最高峰!新製品”TeamSpirit EX”の魅力を語る!

Y.Hara





2019年11月、チームスピリットに入社し、”TeamSpirit EX”を担当するプロダクトマネジメントチームのリーダー。
前職では大手ERPパッケージ企業でエンジニアとして勤務した後製品責任者として従事。
■入社のきっかけ■
前職ではエンジニア~導入~製品責任者と役割を変えながらも、”ものづくり”を通して人の役にも立つことと自分自身も楽しいと感じるということに価値を感じていたものの、会社の規模が大きくなり自分の役割が”ものをつくる”から、体制を整える、クライアントと調整する、社内の調整をする、収支の管理、といった調整業務がメインになってしまう中で、まだまだものつくりに携わりたい!という想いを実現しようと転職活動を開始。次の職場としてチームスピリットを選んだ理由は、ミッションである「すべての人を、創造する人に。」という「効率化することが付加価値を生む」という考え方に共感したから。また、to Bで海外に展開しようとしている事業をメインで担当できる機会は希少だと考え、そういったプロダクトを世に出したいという想いで入社。





L.Yin





2020年7月、チームスピリット入社。”TeamSpirit EX”を担当するエンジニアリングチームのリーダー。
前職は大手外資系企業のエンジニア部門統括。一貫してエンジニアの道を歩む。
■入社のきっかけ■
前職で情報システム部の責任者として数多くのシステム導入を経験。その中で、自前での開発、セキュリティ対策などその苦労を身に染みて感じ、実体験を通して、便利なシステムは世の中に求められていると認識している時に、「SaaSであり、働き方改革という領域でサービスを提供しているチームスピリットの製品が世の中に求められている。」とその価値を感じたこと。また、成長真っただ中の会社である点で、自分の力が会社の成長に密接に影響するフェーズであり、組織を拡大させることに自分の経験が活かせると感じ入社を決意。





いよいよこの春に発表された弊社新製品”TeamSpirit EX”。
プロダクトマネジメントリーダーとエンジニアリングリーダー、それぞれの立場から新製品について語ってもらいました。





TeamSpiritとの違いは、ターゲットユーザーの違い





新製品TeamSpirit EX(以下EX)について、まずは、現行製品TeamSpiritとの違いについて教えてください。





L.Yin

ターゲットユーザーが違うということが最大の違いです。
EXのターゲットはエンタープライズ企業(従業員が数千名を超える大企業)であり、ユーザー数がどんなに多くなり組織が複雑化しても、EXなら大丈夫、と思っていただけるために、開発の現場で特に重要視しているのは、安全性・安定性・信頼性の3つです。





Y.Hara

TeamSpiritとEXは延長線上にあり、基本は大きく変わるものではないと言えます。
が、Yinさんの言うようにターゲットが違うことにより、要求される機能の幅と質が変わるということになりますね。





L.Yin

そうなんですよね。プラットフォームであるSalesforceが担保する安全性に加え、EXそのものに信頼感を持っていただくことで、解約することなく継続的に利用いただける。
もちろん現行製品も同様のことが言えますが、大企業はより複雑な組織体制、ビジネスフローをもっており、更に大量のユーザー数を抱えていますので、それに対応できることが製品の安心に直結する。安全に安定的に稼働する信頼性の高い製品であることが重要になるわけです。





Y.Hara

戸建てのデザイナーズ注文住宅を建てるのと、高層ビルを建てるのとでは基礎工事・必要とされる設備、備品(これはシステムにおける”機能”と置き換えて想定される)のあり方から発想自体が全く異なることは想像しやすいと思いますが、実はこれと全く同じ考え方と言えますね。





L.Yin

注文住宅を創ろうと基礎工事をしていながら、途中から設計変更し高層ビルを建てることにはできないのと同じことですね。





Y.Hara

Salesforceがプラットフォームであることのメリットを最大に享受できるのは大手企業ではないかと思います。Salesforceのポテンシャルは、その拡張性にあると言えます。例えばデータストレージの拡張性や、開発知識がなくともワークフローが設定可能であったりする。こういったあたりは小規模の企業よりも大手企業のほうが利便性を感じやすい。もちろん小規模の会社が使用したい管理機能は揃っているので十分にご利用いただけるのですが、大手企業が管理したくなる情報量、内容などで、Salesforceの本領を発揮できると考えています。





例えばどんなことがありますか?





Y.Hara

例えば小規模の会社ですと、どこの所属のだれが何をしているかいないか、していない理由は誰かに聞くとわかる、と言うように管理データ以外の詳細な要因を知るすべがあったりします。個人の顔があってそこにデータが紐づいてくるようなイメージでしょうか。
ですが社員が1万人いるとこうはいかない。様々なデータを集めて分析を施し、その結果として背景や傾向をつかむという管理手法になります。顔が見えないので情報を集めるということになるわけです。





管理側の視点では確かにそうですね。
ではユーザーである社員にとってEXを入れるメリットはあるでしょうか?





Y.Hara

そもそもなのですが、ユーザーである社員の立場からすると「業務システムを使いたい」と考える方は稀なのではないかと考えています。あくまでも業務システムは会社の管理として必要なもの。なので、圧倒的に時間がかからないシステムにしてほしいと考えるだろうと思うのです。
したがって、手間暇がかからないことがユーザー視点では最重要であり、UIが大事だと思ってます。視覚的、感覚的にぱっとみてわかるもの、フロントウェアとしてEXを最大限使いやすいと思ってもらえるようにすることに価値があると思いますし、一番面白いところでもあるかなと思います。そこはTeamSpiritもEXも同様ですね。





L.Yin

使ってみるとわかると思いますが、システムにログインしその画面上で、マニュアルを見ることなく「出社」というボタンをクリックすることができるはずです。視覚的にどなたでもわかっていただけるくらいシンプルです。しかし、管理部門では、欲しいデータがしっかりとリアルタイムでとれているわけです。





Y.Hara

せっかくシンプルにボタンを押すだけであるにもかかわらず、同じ時間に全社員が一斉にアクセスしたからシステムがフリーズしてしまった、ということが無いように想定ユーザー数を大量にしている点もEXを導入いただくメリットではありますね。









本日公開されたTeamSpirit EX特設サイトのトップページ





EXはセミオーダースーツのようなもの! ダイヤのボタン選べます?!





ここまで主にTeamSpiritとの違いという観点で説明いただいたのですが、多様な制度を整備されていることが多い大企業向けにSaaSで提供するという視点でEXの特徴をうかがいたいです。





L.Yin

確かに大企業ほど導入している制度も多く、資金が潤沢である場合は独自の業務システムを開発したりたくさんのAdd-on開発をしたりすることで自社の規定に合わせたシステムを導入しているケースも多いですね。





Y.Hara

スクラッチで開発すること、しばしばありますね。
ちょっと持論を展開させていただくと、、、(笑)





L.Yin

ぜひ聞きたい(笑)





Y.Hara

スクラッチシステムってフルオーダーのスーツと同じかな、と。
自分で考えて作ることができる事が売りで、どんなこともほぼ思い通りにできる。ただし、全てのパーツを選び位置を決め、カットの深さをどこまでにするか、生地の色から糸の色にいたるまで、どんなことも自分で考えることになる。





実際に袖を通すまでの道のりが長いですね。。
そこまで選んでそれが機能的なのかなどちょっと自信がなくなりそうです。





Y.Hara

そうなんです。なので専門家のアドバイスや知恵が必要で、そこにはお金もかかりますし当然時間もかなりかかります。それだと限られた顧客にしか扱えないことになりかねない。
そこで、EXはセミオーダーを狙います。





セミオーダー、ですか??





Y.Hara

ある程度パターンが決まっていて、用意されている複数のパーツの中から選び、組み合わせることで自分のお気に入りの、ある程度良いものが、ある程度の価格でできるわけです。
でもそれだけだと差別化にならないので、たとえば、選べるボタンの中に「え、ダイヤでできたボタンなんてあるの?」という選択肢も持っている(笑)





それは、、、選びたくなりますね(笑)





Y.Hara

ダイヤでできたボタンを先鋭的な機能と読み替えてみてください。
クライアントが想像もしないような先鋭的ないい機能が選択肢の中に入っていてそれを選ぶことができるような仕組みにしておくんです。クライアントは自分の望むものを組み合わせてるのだけど、想像を超えているものが選択肢の中に入っていることで、クライアント自身が気づいていなかったような価値を提供できる製品が実現する、これがベストなパッケージ製品だと考えています。





まさにチームスピリットのコアバリュー「Customer Value:お客様自身気づいていない価値の創造へのこだわり」ですね





L.Yin

確かに、IT製品、特にビジネス製品は、コストを抑えていかにメリットを出すか、は重要ですね。フルオーダーできるスーツよりも、他にない選択肢を備えたセミオーダーが最適、という考えはわかります。





Y.Hara

パッケージシステムはできる限り広範囲にメリットを及ぼすことが重要。スケールメリットを利かすプロダクトであることを意識できる人はチームスピリットに合っていると思いますね。





目の前と未来、両輪をうまく回すことを楽しむ





人の話が出ましたが、まずはチームスピリットがどんな状況なのか、お二人の視点で伺えますか?





Y.Hara

ベンチャーなので、決まった枠組み、決まった役割分担というわけにはいかず不明確なことは多い。達成したい目標に向かってトライ&エラーをしながらやっていきましょうというやり方で、会社として決まりを創っていくフェーズなのですね。中長期的に事業としてスケールしていくことができるように整備していくことと、そんな中での当座をどうしていくのかを、両輪でうまく回さなければならないという状況なんです。
自分で仮説をたて、周囲を巻き込み、物事を動かすことが好きだし、それができる人があっているでしょうね。決まった任務をきっちり遂行するほうが合っている人とは対角線上にある感じです。





L.Yin

ただどちらにも共通していると思うのは、その状況下での作戦をしっかり立てるということが大事ということだと思います。





手法は違っても同じ目的をもっていれば良いということですね。
他にチームスピリットの特徴はありますか?





L.Yin

ソフトウェアのつくり方が時代と共に変わりオンプレミスからクラウドへ、IaaS、PaaS、SaaSが当たり前になっていきました。私たちの製品のプラットフォームであるSalesforceは、このPaaSに一番詳しく常に進化していますが、このSalesforceの新しい技術の情報がいち早く入手できる環境なのは恵まれていると思います。Salesforceの弊社担当者と頻繁にコミュニケーションが取れているので、技術者として他社に比べるとアドバンテージがあるのではと思います。





Y.Hara

それに、開発の中でやりたいと思ったことは、論理的な説明がつけば、進められる環境はいい環境だと思います。エンジニアだけでなく、プロダクトマネージャーもどんなプロダクトにしたいかというWillがある人であればこの環境はなかなか得難いのではないかと思います。
多くのSIerでしばしば直面するのが、エンジニアから見て「この機能はいらないのでは」と思うような仕様が決定事項で降りてきて、エンジニアの立場から変更することができないという状況。





L.Yin

実際使われることが無かったりして、かけた苦労が報われないケースですね。





Y.Hara

 エンジニアがベストエフォートを模索し考える、それを具現化できるというのはいい環境なのではないかと感じます。





L.Yin

それも、開発チーム内でのコミュニケーションが多くゴールを共有しながらやれていることがそれを支えているのではないかと思います。ある意味理想的な状態ができていると言えるのではないでしょうか。





「電卓100万回、叩けるけど叩きたくない!じゃあ、創ります!」という発想が大事





では、どんな人に来てもらいたいと思いますか?
こんな人と働きたい、という人物像があれば教えてください。





L.Yin

プロダクトのターゲットが大企業になったということもあって、エンジニアリングチームは更に成長していくことが求められています。パワフルなエンジニア集団を目指す。それをリードしてくれるようなシニアな方が必要です。アルゴリズムを理解して論理的な概念を実践していくそんな方に来てほしいですね。





Y.Hara

会社の目的・ゴールを共有しつつ、自分自身で正しいと思うやりたいことを描き、論理だてて組み立てられる、想いがあってそれを具現化したいと思っている人と働きたいですね。空想しているだけで終わってほしくないです。実際、言いたい放題、夢を語るだけでは物事は進みません。チームスピリットはまだまだベンチャーマインドたっぷりで、開発手法もアジャイルです。しっかり形にすることにコミットする、社内外問わず他者とのコミュニケーションを大事にし貢献したい、そういうマインドセットを持った方が向いていると思います。





L.Yin

エンジニアは特に、新しいもの、新しい技術が好きな人がいいと思います。手を動かすことも大事。組織にしても会社にしても泥臭いことをうまくこなせるのは成功の重要な要素のひとつと考えています。派手なプレゼンだけでなく、泥臭くものを創っていけるという両方のバランスが大事ですね。





Y.Hara

泥臭いといえば、それを清流に変える力がある人がいいですね。エンジニアは泥臭いこともできるけど、これは嫌だな、面倒くさいなと思うことが大事だと思うんです。





というと?





Y.Hara

電卓100万回叩かないでExcelで計算させれば一発で回答が出ることを考えてやってほしい。電卓100万回しっかり叩ききりました!というエンジニアでいてほしくないです。





なるほど(笑)





Y.Hara

ただ、場合によっては目の前のこととして電卓を100万回叩かなければいけないこともある。そこで、100万回電卓を叩くこともできるんだけど、内心ではこんな事に時間をとられている場合じゃない、二度と電卓なんか叩きたくない、そのためにシステムにやらせてこの状況を変えたい!って思うことが、エンジニアもプロダクトマネージャーも大事なんですよね。100万回叩かなくて良い仕組みを実現できる人、面倒なことを面倒だと思い、嫌だと思えること、そしてその状況を技術で変えてやろうって思えることが重要です。





お二人とも本日はありがとうございました。





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本日公開!TeamSpiritEXの特設ページはこちらです!
https://www.teamspirit.com/ja-jp/lp/ex/


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