チームスピリットには年に1回、活躍した優秀社員を称える「TeamSpirit Award」があります。設定されている賞は5つあり、それぞれの賞にはチームスピリットらしい価値観と想いが込められています。
受賞者は、ユニットリーダー以上が賞にふさわしい社員を推薦理由とともに投票し、最終的に経営メンバーによって決定します。
■ルーキー賞:入社後、早いスピードで成長して成果を出している社員
■アンサングヒーロー賞:あらゆる感謝を集め、チームスピリットの成長・変化を支えている社員
■ベストリーダー賞:チームの成果を創出しつつ、メンバーの成長を支援し、マネジメントのロールモデルとなる姿勢を示した社員
■Spirit賞:チームスピリットのSpiritを体現することで実現できたハードな業務で、社内外から高い評価を得ている社員
■セールス オブ ザ イヤー:2026年の年間売上が達成率ベースでトップの社員
アンサングヒーロー賞を受賞した、Team Success Platform事業統括本部 プロフェッショナルサービス本部 プロダクトコンサルティング部 部長の小澤 真也さんにお話を伺いました!
アンサングヒーロー賞 受賞理由
Team Success Platform事業統括本部のプリセールスとして、マルチプロダクトや難易度の高い商談に介入し、商談時のお客さま対応や提案資料の作成だけでなく、受注後の導入フォローまで幅広く貢献。マルチプロダクト展開の導入先駆者としてオンボーディングチームへ向けた準備期間の創出や、相談会を開催し機能の説明や導入支援における観点を共有し、コンサルティングパートナーの育成も担った。営業およびプロフェッショナルサービス(PS)を支援しチームとして関わった案件において高い受注率を実現した点などが評価された。
ビジネスを止めないために。プリセールスの枠を超えて「落ちてくる課題」を拾い続けた一年
― アンサングヒーロー賞の受賞おめでとうございます! 受賞が決まったときの気持ちはどうでしたか?
ありがとうございます。内示をいただいたときは、「まさか自分が」と大変驚きました。私よりももっと献身的なマインドで陰から組織を支えている人に受賞してほしいなと思ったのですが、同じくアンサングヒーロー賞をプロダクトオペレーション本部の小林成美さんも受賞されたと聞いて、安心して自分もいただくことにしました(笑)。
家族からは、「今年は大変そうだったね」と言われましたが、日頃から家族にフォローしてもらった上での受賞だと思っています。
※小林さんのAward受賞記事はこちら
― 日頃どのような業務をされているのか、簡単にご紹介をお願いします
Team Success Platform事業統括本部でプリセールスを担当しています。商談段階でお客さまの要件を伺い最適な提案をつくるところが中心ですが、受注後の導入フォローまで携わることもあります。
特に今期は、マルチプロダクト案件やアッパーミッド領域の案件が増えていて、導入プロジェクトが始まる前の設計や課題の整理から伴走するコンサルティング業務にも携わっています。「TeamSpirit」は高性能で拡張性も高いのですが、その分、お客さまごとに理想の運用も異なります。この「高度な機能をいかに使いこなすのか」という実践的な部分に踏み込んで支援を行っています。
― プリセールスというお立場ですが、受注後まで関わられています。どこまでをご自身の業務範囲だと捉えていますか
本来の業務範囲は一応明確に決まっているんです(笑)。ただ、現場には「誰も拾わなければビジネスが止まってしまう課題」、いわゆる「ルーズボール」が落ちてくることがあるんですね。「それなら拾うか」となって動いています。
とはいえ、全部は拾いきれないですし、先期はさすがに少々抱え込み過ぎた反省もあるので、もう少しバランスを取っていきたいと思っています。
「自分の能力をちょっとだけ超えた難易度」のところで仕事をしているときが楽しい
― やりがいや、成果を感じる瞬間はどんなときですか?
特定の瞬間というよりも、「自分のスキルが通用するかどうかのギリギリのライン」で仕事に向き合っているときがやりがいというか、楽しい瞬間ですね。
「100時間かければ100の結果が出て、200時間かければ200の結果が出る」と分かっている領域は、あとは稼働量で勝負みたいになってしまうので、それより「できるかどうか、少し難易度が高いけどやってみるか」くらいの挑戦的な課題のほうが楽しい。飽き性なので、大体の要素は理解できたと思うと興味が薄れてしまう傾向があるんですよね(笑)。
最近はAI技術の進化も目覚ましいものがあるので、自分にこれまでなかったスキルがどんどん身に付いていく感覚があります。それも面白いですね。
― 複数の商談が同時並行するなかで、どのようにタスクをさばいていたのでしょうか
すべてを一人で抱え込もうとすると破綻してしまうため、周囲への「渡し方」を常に工夫しています。例えば、「この方にはこういう伝え方をすればスムーズに動いていただける」「この方はこのミッションを持っているから、こう依頼すれば納得して受け取ってもらえる」といった具合です。
私は営業部門、導入部門、そしてお客さまの間に立つポジションですので、言われた通りに動くだけでは仕事が成り立ちません。周囲の状況を俯瞰し、戦略的かつ少し「したたか」に立ち回るよう意識しています。
― マルチプロダクト導入では、先駆者としてオンボーディングチームの準備や相談会、コンサルティングパートナーの育成もされていました。ご自身で進めたほうが早い場面も多かったのではないでしょうか
それは、私自身の明確なミッションとして取り組んでいました。まずは自分が最前線に立って突撃し、新しい領域の実態を理解して持ち帰る。その知見を整備して導入チームへスキルトランスファーを行い、彼らが自走できる状態まで引き上げることが私の役割だったからです。
本音を言えば、自分自身で動くほうが好きです。しかし、いつまでも私一人が突撃していては組織は成長しません。自ら突撃できる人材を育成しなければならないという使命感から、そこは役割を分けて考えていました。ただ、まだ道半ばなので今期にもう一度トライします。
― 入社からの経歴を教えてください
2020年8月に営業として入社しました。従業員20〜30名規模のお客さまの商談からスタートして、約2年半営業に従事しました。
営業をしながら自社製品の知識を深め、同時に導入チームの業務も覗いて覚えるうちに、「自分にもいけるぞ」と思ってしまって(笑)。営業としての一定のやりきった感を感じたとき、次のステップとしてはエンタープライズの営業も考えました。ただ、商談から法務周り、アライアンスも一通り経験していたので、そこにプロジェクトマネジメントと技術的知見が乗れば、フロント業務をコンプリートできる。それなら一生食べていけるな、と思ってプロフェッショナルサービス部門への異動を決意しました。
「TeamSpirit」の導入をプレイヤーとして1年弱活動し、そのあとユニットリーダーになりました。組織が事業統括本部制に変更するタイミングでTeam Success Platform統括事業本部のチームリーダーになり、プリセールスに至ります。昨年はサービス開発という名目で、マルチプロダクト導入の立ち上げに取り組みました。
実は、2年半以上同じ仕事を続けられないというジンクスがあって(笑)。前職も2年半、当社での営業も2年半でした。ようやくプロフェッショナルサービス本部に定着できてそれを超えて、入社して6年になります。ようやく1つの壁を越えられたと感じていますね。
― 常に新しい知識を取り入れ続けているということですね
マルチプロダクト戦略においては、次から次に新しい製品や機能が出てくるので、飽きないですね。最近は改めて真剣にSalesforceを勉強し直しています。今さらながら、こんなにも多機能で多様なアプローチができるのかと新鮮な驚きがあり、面白さを感じています。
「お客さまの要望どおりに答える」=「提案」ではない
― チームとして関わった案件で高い受注率を実現されています。何がその要因だと思いますか
運もあると思います。来年も同じ成果を求められた、「ちょっと待ってください」となりますね(笑)。
1つあるとすれば、「正しい提案になっているか」どうかは、めちゃめちゃ見ています。「要望どおりに回答すること」は、提案ではないんですよ。「ご要望の機能は実装可能ですよ」とお答えした上で、「もっといいやり方があります、こちらの方法のほうがお客さまにとってベストです」とより価値のある代替案を提示する。
小手先のテクニックで受注できる案件もありますが、目先の楽さをとってしまうと長続きしないので。お客さまのためになっていて、確実に導入できスムーズに運用ができる。最適な内容を、適切なお見積もりでお渡しできているか。単に「受注できるか・できないか」ではなく、その本質的な内容を最も重視していました。
― チームでの進め方で工夫されたことはありますか
メンバーへの関与は、段階的に落としていきました。最初は結構細かく関わっていたのですが、こちらが期待値をストレッチしてもメンバーである西山さんが見事に合わせてきてくれるので、上期の終わり頃からはほぼ見る必要がなくなりましたね。何かあればアラートが上がってきますし、私は本当に難しい案件だけに絞って対応できるようになりました。それでも受注率は落ちませんでした。
営業が私と同じ提案スタイルだったことも大きいです。セールス オブ ザ イヤーを受賞した山本さん(Team Success Platform事業統括本部 ソリューションセールス部 ユニットリーダー)とは、「真っ当な提案をして、それでダメならご縁がなかった」という考え方や方向性を共有できていました。小手先のテクニックで受注しにいかない前提が揃っていたからこそ、私も提案の中身そのものに集中することができました。
※山本さんのAward受賞記事はこちら
AIもメンバーも成長していく業務フローを。パフォーマンスを最大化する次なる挑戦
― 今後、どんなことに取り組んでいきたいですか?
FY27に限って言えば、プリセールスは継続しつつ、新しく2つあります。
1つはコンサルティングサービスの立ち上げです。社内に実績がないことをやっていくので、かなり難しいと思っています。手広くやる体制は作れないので、まずは2名程度の少数精鋭で、「狭く深く」。「100社受注を目指します」という世界を目指すのではなく、お客さまに確かな価値を感じていただきそこに見合った適切な費用もきちんといただける形まで突き詰めたいと考えています。
もう1つは、AIを前提にした業務フローの構築です。「AIを導入して効率が2倍になりました。その分だけ仕事の量も倍になります」という世界観は作りたくないんですよ。結果的に倍の仕事をこなせるようになったとしてもそれは目的ではなく、あくまでもメンバーのパフォーマンスがブーストされる(最大限に引き上げられる)形にしたい。業務フロー自体は私が設計してしまいますが、メンバーの視座も高めながら一緒に進めたいと思っています。
― 最後に、この記事を読んでいる社員の皆さんに一言お願いします!
私が本業である業務と並行しながら別の業務もできたのは、チームの土台が安定していたからです。メンバーのパフォーマンスがぐらついていたら、手広くやっている場合ではない。今回の受賞は、そうした前提の上に成り立っているものだと思っています。
今後、若い世代が入社してくると、さらに「見られる立場」になります。「大したことないな」と思われないように、引き続き仕事をしないといけないというのは考えていますね。
小澤さん、ありがとうございました!改めて、おめでとうございます!
小澤さんのプライベートをご紹介いただきました!
「趣味は料理です。平日は子どもの寝る前の支度と本を読むくらいですが、週末はご飯を作って、寝かしつけまで。掃除は苦手なので、そこは妻に頼りきりです(笑)。
作るのはだいたいイタリアンです。3か月に1度くらい、気が向くとコース料理を作ります。好きなシェフのお店にたまに通っていて、家を建てたときは予算の大部分をキッチンにつぎ込みました。
メニューは決めずに買い物へ行きます。この時期はこういうものが出ているな、とざっくり頭に浮かべて、その場でおいしそうなものを選ぶようにしています」