
若手社員がリーダーに聞きたい7つの質問 白須DL×福島編
チームスピリットを支えるリーダーたちに若手社員がインタビューをし、自らの学びを深めていく体当たり取材企画! 今回は、Service Development DivisionのDepartment Leaderである白須さんに若手社員の福島 さんがインタビューをしてくれました。
チームスピリットを支えるリーダーたちに若手社員がインタビューをし、自らの学びを深めていく体当たり取材企画!
今回は、 Professional Service Departmentの Department Leaderである廣山さんに若手社員の山﨑さんがインタビューをしました。
大学卒業後、2006年に独立系のSIerに入社。大手企業向けのERPパッケージのシステム運用保守、システム導入等の経験を経て、2015年に同部門の部長職に従事。 2019年にチームスピリット入社後、導入コンサルタント、マネージャーを経て、2022年より現職の Professional Service Departmentの Department Leaderとして従事。
大学卒業後、 外資系PCメーカーに入社。テクニカルサポートと大手企業向けのインサイドセールスに従事し、2023年3月よりチームスピリットに入社。 Customer Success Division Professional Service Dept Adoption2にて、導入後のお客さまに対する運用支援を担当。
A:Professional Service Departmentを統括。戦略策定などのディレクションとマネジメント
今日はよろしくお願いします!廣山さんと業務でご一緒することがあまりないのでこの機会にお伺いしたいのですが、改めて廣山さんの担当されている部署の業務と、ご自身の役割について教えていただけますか?
私が統括をしているProfessional Service(以下:PS)は、お客さまが「チームスピリット」をご利用いただく際の、導入支援や本稼働後の定着化に向けた運用保守支援などの有償サービスを提供しています。
「チームスピリット」は、さまざまなお客さまからのご要望を満たすために汎用性が高いプロダクトになっているため、私たちはお客さまがより高い活用度でご利用し続けられるように支援を行っています。
私の役割としては、PS部門の戦略策定・目標管理・予算管理などのディレクター業務と、チームリーダーやメンバーに対してのマネジメント業務の大きく2つが中心です。
最近はチームリーダーの方々が活躍をしてくれているので機会が減りましたが、お客さまの導入プロジェクトに当社側の責任者として入ることもあります。
廣山さんも、プロジェクト責任者として入ることがあるんですね。
基本的にはチームリーダーが入るのですが、私が入ることもありますよ!
A:PS全体のパフォーマンスが向上したり、チームメンバーの成長を実感したりする時
廣山さんが仕事でやりがいを感じる時はどんな時ですか?
ディレクターやマネジメント目線でのやりがいで言うと、PS全体のパフォーマンスが向上したり、チームメンバーの皆さんの成長を実感したりするときにやりがいを感じます。
各個人の得意分野を活かしていきたいと思っているので、適切な配置ができてパフォーマンスが出ると非常に嬉しいですね。
また、戦略を策定することも重要な私のミッションなので、その戦略を皆さんと推進できたり、課題解決を一緒に行えたりしている時にやりがいを感じます。
ありがとうございます。プレイヤー目線だとどうですか?
プレイヤー目線だと、やはりお客さまとのプロジェクトが成功して、喜んでいただけた時ですよね。
やっぱりそうですよね…!
僕もPSなので、廣山さんのレベルに少しでも近づけるようお伺いしたいのですが、若い頃から何か気を付けていたことはありますか?
昔から心がけていることは、「何でもやる」です。自分の価値観で決めつけずに、とにかく「やってみる」ということは常に念頭においています。
何でもやってみることで自分の成長を実感することができましたし、がむしゃらに経験した分だけ自分の身になったと思います!
まあ結構、大変だったけどね…(笑)。
(笑)。本当に何でもやられていたんですか?
若い頃は依頼された仕事を、ほとんど何でもやっていましたよ。仕事の枠を決める価値観や知識が当時はなかったですし、将来の目標も漠然としていて、明確な目標や人生の目標設定などがなかったです。
だからこそ、何でもやることで自分の価値観や知識の幅を広げていきましたね。
私も何でもやっているつもりではあるんですが、もっといろいろなことに取り組んでみようと思います…!
A:とにかくサービスや製品をさわってみる
チームスピリットはSaaSの開発会社なので情報のアップデートがかなり多いと思うのですが、廣山さんはどうやって機能や技術的な部分をキャッチアップされているのでしょうか。
私は新しい機能や技術的なことを「勉強する」というよりは、単純に興味が沸いたから「さわってみる」という感じです。業務に限らず、興味があるとすぐ行動しますね。
気になるプロダクトを見つけたらすぐに登録をしたり、学習系のコンテンツが気になったら買ってみたりなど、興味があれば技術的なもの以外でも積極的に取り入れるようにしています。
ちなみに興味があると、趣味などでもすぐに即決しますか?
まあ値段にもよりますけど…(笑)。
でも、わりとすぐに動きますね。例えば、昔欲しくても買えなかった車を見つけたら、すぐに調べはじめて資金計画もしっかり考えた上ですぐに買います。もちろん最後にちゃんと家族に相談はしますよ(笑)。
(笑)。良かったです、ご家族に相談していて(笑)。
僕もお客さまのプレミアサポートをしているので、製品を「さわる」ということは可能な限りやっているつもりではあったんですが、もっと領域を広げていかないといけないんだな、と廣山さんのお話を聞いていて思いました。
A:SaaS型の自社プロダクトを持っていて、かつ成長段階にある会社だったから
廣山さんは、どうしてチームスピリットに入社しようと思われたんですか?
私はもともと独立系のSIerに勤めていて、エンタープライズのお客さまにERPのプロダクト導入と運用保守を行っていました。白須さんと同じ会社だったんですよ。
えっ、そうだったんですか!
実はそうなんです(笑)。
当時、私が扱っている商材は自社プロダクトではなかったので、お客さまが求めている要望をすぐに実現することが難しく、代替案や運用での回避をお客さまに行っていただいたりしていました。
そういったこともあり、よりお客さまの要望をダイレクトに反映することができる自社プロダクトを開発している企業に興味を持ちました。SaaS型のプロダクトを持っていて、成長段階にある会社で働きたいと思ったことがきっかけです。
チームスピリットに入社を決めた理由としては2つあります。
1つめは、前職で取り扱っている商材がビジネスプロセス側(在庫管理・販売管理など)のERPだったので、チームスピリットに入社すれば勤怠や工数管理などのバックオフィス領域に経験の幅を広げることができると思ったこと。
2つめは、私はエンタープライズビジネスをずっと行っていたので、その知見を活かしつつ、ダイレクトに会社の成長に貢献できるのではないかと思ったことです。当時のチームスピリットはミッドマーケットには多く導入が進んでいましたが、エンタープライズ領域への拡大はこれからの時代でした。
A:チーム全体のパフォーマンスの最大化
やりがいの一つに、メンバーのマネジメントを挙げていただいたのですが、何か気を付けている点などはありますか?
個人ごとにスキル・知識・体力・得意分野、就業条件は異なっているので、どういうチーム編成であればチーム全体のパフォーマンスを最大化することができるかを常に意識しています。
例えば、何か施策を行う際にその施策の目的に添った得意分野を持っているメンバーを集めて最速での完遂を目指したり、逆に違う得意分野を持ったメンバーを組み合わせてチームのバランスを取ったりなど、案件によっていかにしてチームとしてのパフォーマンスを最大化できるかを意識しながらマネジメントを行っています。
また、教育の観点からも、不得意分野を得意にするための取り組みや、得意分野をさらに伸ばすための方法を検討しています。
それと、皆さんのモチベーションにも注目しています。できるだけ高い位置で仕事した方が当然楽しいですよね。時には動機づけ一つでモチベーションが大きく上がったりします。日々のコミュニケーションや1on1を通してそのキッカケを提供したいといつも思っています。
おかげさまで人数が増えてきたので、なかなか全メンバーと1on1をするわけにはいかなくなってきていますが、その点はチームリーダーの皆さんにも意識してもらい、部門全体でいい状態にしていきたいと思っています。
マネジメントにも大切なコミュニケーションという面で、私の廣山さんに対しての印象になるのですが、とてもお話が上手で的確な印象が入社をした当時からあります。
我々の仕事はお客さまにご説明やご案内を行う機会が多いかと思いますが、どういう点を意識してコミュニケーションをとっていますか?
あまりうまく話せている実感はなかったのですが、そう言ってもらえると素直にうれしいです(笑)。
ありがとうございます。
当然のことながら、私たちの業務はお客さまに理解していただかないと意味がないので、「どのように話せば理解しやすいか」というのは特に意識をしていますね。
お客さまの理解度やミーティングの内容によって、最初にお伝えする内容を主に以下のパターンでアレンジしています。
①結論から話す
②マクロ(全体像)からミクロ(細かい点)へブレイクダウンさせる
③この会議で決めるべきこと、重点的に聞いてほしい点から話す
④これからどういう話をするのかのストーリーから話す
私の経験上ですと、②のパターンのように大きい部分から小さい部分へ細分化していく構成の方が伝わりやすいことが多いですね。
それから、可能な限り話す内容をカテゴリ分けすることで、相手のイメージや思考をスイッチングさせないようにするといいと思います。
ありがとうございます、大変勉強になりました。早速実践してみようと思います!
A:たくさん失敗をしました!
廣山さんが若手の時に失敗したエピソードなどがあれば、教えていただけますか?
若い頃は何でもやってみるというスタンスと、根拠のない謎の自信があったのでたくさん失敗しました…(笑)。
安請け合いしてしまった業務が全然終わらなくて、3日連続で徹夜して上司に怒られたり、自信満々に上司に意見して間違っていたり。たくさん失敗して上司や先輩方には本当に迷惑をかけたんですが、フォローもたくさんしてもらいました。そのおかげで成長できたと思っています。この失敗は私にとって財産ですね。
笑ってしまって申し訳ないですが、本当にいろいろとされてきたんですね(笑)。
ちなみに、失敗をした時にどのようにリフレッシュされていますか?
私は仕事とプライベートをあまり切り分けられないタイプなので、失敗や落ち込んでいる理由をしっかり解決しないと、本当の意味でリフレッシュできません。なので、その原因や理由をとことん追求しますね。
ただ、外的要因などで自分だけで解決しようがない場合もあるので、そういった時には車やバイクをいじるとか、漫画やドラマ、アニメなどを一気見するなど、とにかく頭を使わず没頭できることをします。
バイクや車いじりもされるんですね!
そうですね。ちょっと落ち込んだりした時はAmazonを物色して、付けたいパーツを購入して、丸々一日ずっと作業していますね(笑)。
車のドアミラーをキーレスのオンオフで開閉できるように配線を組んだり。車の後ろにカメラをつけて、その映像をルームミラーに映したり。
できあがった後は、実際にドライブなんかに行ったりするんですか?
そうそう、ニヤニヤしながら。
…この話をすると長くなってしまうので次に行きましょう(笑)。
A:自分の頭で考え、目的意識を持った人
これからどのようなメンバーと一緒に働きたいと思いますか?
何事に対しても目的意識を持つことが大事なことだと思っているので、それを自分で考えて能動的に行動できる人と一緒に仕事ができると楽しいです。
そういった考えを持ったメンバーと新しいことにチャレンジをしていきたいです!
ありがとうございます。
PS部門をこれからもより良くするために、目指していきたいイメージはありますか?
PSの仕事はお客さまの業務効率を最大化することなので、お客さまの考えていることの半歩先を提案していくことが我々プロフェッショナルサービスとしてのベストな立ち位置だと思っています。
いかに正しいことであっても、先に進みすぎてお客さまの理解を得られないと意味がありません。お客さまは自社に対して責任があるので一歩踏み出すことが非常に大変なんですよね。理解していただきやすいベストな半歩先で、お客さま自身が気づいていないこともしっかりとご提案できるような集団(像)を目指していきたいです。
プロダクトを問わず、全メンバーが本質的にそれをできるようにしていきたいですね。それこそがプロ集団だと思います。
最後に、若手メンバーにアドバイスをお願いします!
本当に「何でもやってみる」ですね。
私自身、何でもやってきたことで自分の可能性が広がったと思います。私がプロジェクトマネジメントに向いていると思えたのも、前職の時に運用保守メインの業務から導入プロジェクトに手を挙げたことがきっかけです。
非常に苦労しましたが、お客さまと連携してプロジェクトを推進していく経験や、導入が終わった後の達成感でプロジェクトマネジメントの楽しさを知りました。
なので、やってみて自分の「向き・不向き」や「楽しい・楽しくない」を本質的に見極めてほしいと思います。
また、いろんな人とコミュニケーションをとって、相手が何を考えているのか、どういうことを考えているのかを一所懸命考える癖をつけてほしいなと思います。
相手が何を思っているのかを推測し、その答え合わせを会話の中でしていく。その繰り返しをすることでコミュニケーション能力は高くなると思うので、その場数をぜひ増やしていってほしいです!
ありがとうございます、何でもチャレンジしてきます!
チームスピリットを支えるリーダーたちに若手社員がインタビューをし、自らの学びを深めていく体当たり取材企画! 今回は、Service Development DivisionのDepartment Leaderである白須さんに若手社員の福島 さんがインタビューをしてくれました。
チームスピリットを支えるリーダーたちに若手社員がインタビューをし、自らの学びを深めていく体当たり取材企画! 今回は、Customer Success DepartmentのDepartment Leaderである真瀬さんに若手社員の島田さんがインタビューをしました。
同じディビジョン(部署)でも、意外と知らない隣のチームの実態を座談会形式で紹介していく本シリーズ。 リーダーたちはどんなことを考えながら仕事と向き合い、どんな業務をしているのか? チームを牽引するリーダーたちが熱いトークを繰り広げます! 今回ご紹介するのは、Customer Success Division(以下、CSD)のProfessional Service Department(以下、PS)です!