若手社員がリーダーに聞きたい7つの質問 白須DL×福島編
チームスピリットを支えるリーダーたちに若手社員がインタビューをし、自らの学びを深めていく体当たり取材企画! 今回は、Service Development DivisionのDepartment Leaderである白須さんに若手社員の福島 さんがインタビューをしてくれました。
チームスピリットを支えるリーダーたちに若手社員がインタビューをし、自らの学びを深めていく体当たり取材企画!
今回は、Service Development Divisionを統括する原CDO(Chief Development Officer)に新卒1期生の南條さんがインタビューをしました。
2004年に(株)ワークスアプリケーションズに入社し、一貫してERP会計領域の製品開発に従事。2017年General Manager就任。2019年チームスピリット入社。2022年12月より執行役員に就任。
2023年4月入社のチームスピリット新卒1期生。Service Development DivisionのTEX Engineering TeamⅠに所属し、Add-on開発を担当。
A:製品の企画から実装・提供まで行うこと。やりがいは人の役にたつことを具現化できること
現在、原さんの担当されている部署の業務と、ご自身の役割について教えてください。
南條さん、なんだかめちゃくちゃ緊張していますね(笑)。
はい、ものすごく緊張しています。就職活動以来、久しぶりにスーツを着てみました・・・。
気楽にいきましょう(笑)。
私の担当部署はService Development Division(以下、SDD)で、会社の目的に向かって製品のサービスレベルを最大化するための企画検討、実装、提供を行っています。私自身の役割としては、開発方針の策定と決定、コンフリクト時の最終決定などが基本的な業務です。それ以外に、設計やレビューも行っています。
通常のエンジニアが行う設計やレビューも行われているんですね。そもそもですが、原さんはどうしてエンジニアの世界に入ろうと思ったんですか?
実はエンジニアになろうと思ったことは一度もないんですよ。
大学を卒業して就職を考える時に、働き方にフレックスがある会社がいいなとか、そのくらい気楽に就職先を探していました。
IT業界がいいなと思ったのは、能力が重視される環境や、あまり上下関係に縛られずに自分のやりたいことができそう、という私にとって新しい世界観があったことです。
私は前職に第二新卒のタイミングで入社したのですが、その会社の研修で成績優秀者になると好きな部署が選べるという面白い制度があったんですね。私は研修で一番成績が良かったのでITコンサルタントになろうと思って希望を出したんですが、社長に呼ばれ「君は開発ね」と言われて、そこから開発者が職業になった感じです。
若い時は特にこれといった強い理由があったわけではないのですが、結果的に自分の志向・嗜好が開発に合っていたのかなと思います。
エンジニアになろうと思っていなかったのは意外ですね!原さんはやりがいをどんな時に感じますか?
自分の一番やりたいことは自ら考えたことが具現化し、人の役に立つことだと感じています。ITは、無形のものとしては一番実現しやすいものだと感じているので、それが今のやりがいにつながっています。
あとは誰にもできない開発や課題など、難易度が高い事柄に自らが関与して解決に導くことに楽しさを感じます。
A:理由は3つ、開発・経営・海外
原さんは、なぜチームスピリットに入社しようと思ったのですか?
理由は3つあります。
1つ目の理由は、開発業務に戻りたかったことです。前職では営業以外の仕事はすべてやっていて、最後の3年間は海外拠点の立ち上げや経営企画を担当していました。プロジェクトの区切りがついたタイミングだったので、次は開発に戻りたいと思っていたところ、荻島さんとご縁がありました。
2つ目は、経営について考え方を社長から学びたいと思っていたからです。どういったことで会社がバリューを出していくのかについて、これからは現CEOの道下さんのもとで学びたいと思っています。
3つ目は、海外に製品を進出させようという意志があることですね。
チームスピリットは会社として安定した基盤がありつつ、新しいことに挑戦しようとしているところと、考えを具現化できる領域が非常に広いところが自分に合っていると思いました。
A:実践とひたらすら本格運用
原さんはプログラミングをどうやって勉強しましたか?
実践とひたすら本格運用です。勉強も当然しているんですが、必要な情報の所在をまず把握し、それを必要なタイミングでいかに効率的にとりだすか?ということは重要視していました。
Salesforceの勉強も同じ方法でしょうか?
Salesforceの機能に関しては、他のツールを触ってきた経験から、だいたい仕組みがわかるんですよ。技術が変わっても、システムの本質的な部分は変わらないので。C言語だろうとJavaだろうとそんなに構造が変わるものではないので、その構造がどうなっているかを勉強した方がいろんなものに応用がききます。
A:経験と慣れ
原さんとのミーディングに同席させていただいた時に感じるのですが、原さんはどうしてそんなに頭の回転が速いのですか?
自分で早いと思ったことはないですが・・・(笑)。多分経験から来ているのだと思います。物事を多面的に並べるのが早いのかな、と。何か事象が発生した時に、それに対する可能性のパターンを頭の中で樹形図のように考えています。そのパターンに沿って、自分が理解できればよし、理解できないならば自分が理解できるように相手の回答を引き出す質問をするのが上手いのだと思います。
頭の中でパターンを描くのは、かなり難しそうですね・・・。
能力というよりも慣れの部分が大きいと思いますね。ミーティングの時に良くないと思うのは、分からないのに分かっている風でその先の議論に進んでしまうこと。これが1番やってはいけないことです。
まず自分が理解できているか、いないかを認識すること。理解できていなかったら、どうやったら自分が理解できるように回答してもらえるか、人を誘導することが大事です。
あと、自分が「機能をこの方向性で開発したい」となった時に周囲を説得しなければいけないですよね。その時にいろんな質問や意見が出ると思いますが、そのパターンを想定しておいて、自分の持っていきたい結論にいくまでに起こり得る内容を考えた上で説明をするんですよ。これは結構訓練が必要だと思います。自分の中に視点をいくつ持てるのかが重要ですね。
A:失敗した経験はたくさんあるが、挫折した経験はない
自分のイメージとしては、役員の方は多くの成功をされていると思っているのですが、原さんに挫折した経験があれば教えていただきたいです。
自分が成功していると思ったことはあまりないですね。開発の場合は作ったり考えたりしたタイミングでは成功したと思っても、1年経ったらあれは「失敗だったかも」「もっとうまくできたかも」と思うことがあるので、あまり成功したと思うことはないです。
成功したかどうかは、時間が経たないとわからないんですね。
完全に成功したなと思ってしまったら、多分満足して働かなくなっちゃうと思います。そうなったら、田舎で狩猟とか釣りをして生きていると思います。
現状に満足しないことが原動力になるんですね!ちなみに、挫折した経験はありますか?
若い時はめちゃくちゃ失敗した経験はありますが、挫折の経験はないですね。
若い時の失敗とはどういうものですか?
若手の時の失敗は結構あって、自分を過信して案件を捌ききれないことが多かったです。またリスクが発生する可能性がある場合には、きちんと説明をしなければいけないというのが教訓としてあります。
あと、若い頃は人の指摘をまったく素直に聞いてなかったですね。やっぱり自分で試してみないとなかなか納得できなかったので。今はもっと人の話を素直に聞いておくべきだったなと自戒しています。
A:とりあえず何でもやってみる
若いうちにやっておいた方がいいことがあれば教えてください。
自分のキャパシティーを自分で制限せずに、とりあえず何でもやってみることが重要だと思いますね。「これだ!」と確信的に思えるものを持っている人はなかなか少ないと思いますし、取り得る選択肢の可能性は最大限広げておくべきかなと。そうすれば、経験を積んで向かいたい方向性・やりたい事ができたときに、そこに向かえる可能性が高まるかと思います。
特に若いうちにやっておいた方がいいなと思うのは、自分の意見をまとめて発信するという経験を積んだ方がいいということです。これを私が言っても全然信用ないと思うのですが、もともと話をすることは好きでも得意でもないんですよ。ただ、苦手な自覚があったので、場数を踏むという選択をしていました。
原さんはお話が上手なので、とても意外ですね。
まったく緊張しないで話をするのは人間なので無理です。よく、どうすれば緊張しないで話せるかを聞かれることがあるのですが、私の経験上ではいかに緊張している状態で、自分の思っていることを相手にきちんと伝えていくかが大切だと思っています。
ある程度社会人経験を積んでいくとやりたいことが出てくると思いますが、黙っていても誰も理解できないので、実現しようと思うのであれば自分で意見を発信するのは大事ですよね。
A:自分がやりたいことをどんどん発信すべし
最後に、新卒や若手メンバーにアドバイスをお願いします。
新卒や若手メンバーの一番のメリットって、好き勝手やっても割と許容されることだと思います。チームスピリットはその土壌があると思うので、自分がやりたいことをどんどん発信して欲しいと思います。
ちなみに、どのような開発メンバーと一緒に働きたいと思いますか?
これは結構明確で、1つ目はモノづくりによって人に喜んでもらいたいと思っていること。これが前提条件で、さらに面倒な事を面倒くさいと思える人ですね。面倒くさいと思えるからこそ、改善に思い至るわけでこれは開発者の重要な資質の一つなんじゃないかなと思います。ただ「面倒だからやらない」というのも違って、「やらなければいけない局面では面倒でもやれる人」ということが重要です。
その発想が、便利な機能の開発や効率化に貢献しているのですね。僕もがんばります!
原さんとはミーティングなどでよく同席させていただくのですが、原さんがどういう考え方で仕事を進めているのかについて直接聞くことができ、大変良い経験になりました。特に物事の視点を増やすということがどれだけ重要なことなのかがわかったので、自分の中の視点を増やすためにも、これからもチームスピリットでいろいろな経験を積んでいきたいと思いました。
今回は貴重なお時間をいただきありがとうございました!
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