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製品に対する責任感とオーナーシップが大事。より楽にいち早く新機能を提供したい

製品に対する責任感とオーナーシップが大事。より楽にいち早く新機能を提供したい

同じディビジョン(部署)でも、意外と知らない隣のチームの実態を座談会形式で紹介していく本シリーズ。
リーダーたちはどんなことを考えながら仕事と向き合い、どんな業務をしているのか?
チームを牽引するリーダーたちが熱いトークを繰り広げます!

記念すべき第1回目は、Service Development Division(以下、SDD)のTEX-Engineering TeamⅠ(以下、TEX-EGⅠ)からスタートです!

※TEXは「チームスピリット」の中堅・大企業向け製品を指す社内用語

生井龍聖さん }

生井龍聖さん 

2017年9月入社 QAJのユニットリーダー 
※QAJ(Quality Assurance Japan)・・・製品の品質保証

本座談会の記事を執筆

杉山大輔さん}

杉山大輔さん

2018年1月入社 TEX-EGⅠのチームリーダー

佐藤諒さん }

佐藤諒さん 

2019年9月入社 AttendanceⅡのユニットリーダー
※AttendanceⅡ:勤怠管理者向けの機能開発チーム  

今日は私がファシリテートをしていきますので、よろしくお願いします!
まずは部署の説明についてお願いできますか?

SDDは製品の開発を行う部署です。私たち3人は中堅・大企業向け製品である「TeamSpirit EX」の製品開発をするディビジョン(部署)になります。

パッケージとしての機能を提供するだけではなく、「TeamSpirit EX」をカスタマーサクセスの皆さんやお客さまに説明する・理解していただくためのマニュアルや資料作成、導入用のツールの提供も含まれます。

機能を作るだけではなく、「TeamSpirit EX」を実際の業務の運用に組み込んでいただくために必要なものも定義・提供していくことだと考えて日々業務を行っています。

開発だけではなく、資料作成や導入ツールの提供も私たちの重要なミッションですよね。

開発だけではなく、資料作成や導入ツールの提供も私たちの重要なミッションですよね。

そうですね。プログラミングでコードを書けば終わりではなく、「お金をいただいてご利用していただくサービス」なので、導入支援を行うコンサルタントがきちんと導入できる状態で提供することが大前提です。そして運用・システムのライフサイクルを考えた上で、機能に破綻がないかを考える必要があります。

そのため、導入後のバージョンアップの機能拡張も視野に入れながら開発を行うので、プロジェクト型のシステム開発に比べて、幅広い内容を検討しながら開発するところがやりがいの感じるところだと思います。

導入後の活用も見すえての開発なので、視野を広く持つ必要がありますね。

チームスピリットのミッション・ビジョンとは別にSDDのスローガンが存在!

「ユーザーの期待を超えた価値を創出する製品/サービスを提供し、自らの仕事(成果)を他者に楽しく語れるチームになる。」

私も開発チームの一員なので、このチームスローガンはとてもいいなと思っているのですが、お二人はこのスローガンについてどう思いますか?

かなり難易度が高いスローガンですよね(笑)。お客さまの期待を超えてお応えするためには、お客さまが業務で直面している課題をきちんと理解する必要がありますから。

なので、自分たちが自信を持って提供した機能に対してもフィードバックを取り込んで、より良い製品になること、またその体験を楽しんで働けるようなチーム作りをしないといけないなと思っています。

私もシンプルだけど難しい課題だと感じています。個人の技術力を高めるのはもちろん重要です。しかし、お客さまの期待に応える・超える機能がサービスに含まれることで初めて価値になると考えているので、そこまで責任を持って突き詰めていく必要があると思っています。

自分たちが提供したサービスを実際に使っていただいて、良いご意見はもちろん、厳しいご意見も真摯に受け止めるようにしつつ、失敗した経験を次の糧に機能開発を続けていく、粘り強い骨太な組織を目指しています。なので、個人の追及したい技術や楽しさと、お客さまの求められている機能とのバランスの取り方に苦労していますね。

エンジニアはどうしても自分の技術を試していきたいですからね(笑)。バランスの取り方が難しいのは分かります。

エンジニアチームなのにコミュニケーションが意外と多い?

開発業務はコーディングを行うのがメインに見られがちですが、チームスピリットの開発チームは集まって議論することも多いですよね。

そうですね、多いと思います。概要設計・詳細設計の段階などではお客さまの業務をシステムに落とし込むための仕様について、チームメンバーでコミュニケーションを取りながら策定しているのですが、実際にコードに落とし込む段階でもコミュニケーションは多く発生します。プロトタイプとして作成して、「作ってみて初めてわかる」部分も少なからずありますからね。

例えば実際に使ってみると、お客さまの業務と照らし合わせて使いやすさに違和感がある場合や、設計段階で検討されていなかった部分について実装する必要が見えてくる場合、実際の数値を見て性能面で改善できる場合などがあります。

もちろん最初から「より良い設計」を目指してはいますが、特定のお客さまの業務をもとにした仕様が、必ずしもそのまま採用されるわけではありません。Salesforceプラットフォームでの実装上の制約や、複数のお客さまに提供するためのパッケージとして提供する関係で、拡張性を意識した仕様に切り替える可能性があるからです。

確かに実装・リリース後に決めた仕様が、お客さまのフィードバックを受けて変更をすることはよくありますよね。

チームスピリットのSDDは、みんながイメージする開発チームよりも、ずっと議論する・議論し続けることが特徴だと思いますね。議論するという点についてはすべてのエンジニアが当たり前に取り組むことを求められていると思います。

趣味と仕事のプログラミングは何が違う??

ざっくりとした質問ですが、趣味のプログラミングと仕事上のプログラミングの違いってなんだと思いますか?

基本的に大きな違いはないと思っています。ただ、仕事で作るシステムはお客さまからお金を払っていただいた上で、使いたい・使い続けたいサービスであることを求められるので、製品を提供する上で「責任の質」の違いが出てくると思っています。

質というのは簡単にいうと、製品を使うお客さまが不利益を被ることがあってはならないようにすることですね。使っていて壊れないのは当然ですし、セキュリティや性能、使いやすさなども含まれます。こういった部分の質を上げるために、日々たくさん議論しています。

議論の結果、自分の思い通りの仕様にならないってこともありますね。自分の仕様通りになったらもちろん嬉しいですが、そこは趣味のプログラミングとは大きく違うと思います(笑)。

本当にそうですね。作って終わりのサービスではないので、お客さまが増えた分だけニーズも増えるので、完成図にどんどん拡張される感覚もありますよね。

でっかいプラモデルを作っている感覚で働いていますね(笑)。システムが成長してもさらにその時々に合わせて新しいアップデートをしていくので、製品開発はずっと続いていくことを感じています。

問題・課題に直面した時に大切なこと

製品の完成図は必ずしも「自分たちだけで決まるわけではない」という話もそうですが、これまで開発業務を通していろんな困難がありましたよね。そういった場面を乗り越えられた理由は何だと思いますか?

これはもうひとえに現場のメンバーが踏ん張って頑張ってくれたことですね。
前例がない規模のお客さまの導入を前にした時は、本当に大変でした・・・。大規模組織向けのテストを何回も繰り返し行い、現在のシステムが業務的に満たせない課題を洗い出し、洗い出した課題を導入までに業務が遂行できる状態になるよう機能に落とし込む。

言葉で言うと簡単ですが、これらをSDDという組織として実施することができたのは、現場のメンバー一人ひとりが頑張ってくれたからですね。

こういった活動に必要な共通の要素は何だと思いますか?

これは明確で「製品に対する責任感・オーナーシップ」ですね!なので、こういった価値観に共感してもらえる方と一緒に働いていきたいです。

これは明確で「製品に対する責任感・オーナーシップ」ですね!なので、こういった価値観に共感してもらえる方と一緒に働いていきたいです。

楽に、早く機能をリリースしたい!

最後に、今後取り組んでいきたいことを教えてください。

「より楽に早く機能を提供できることに取り組んでいきたいですね。機能が増えていくのに合わせて、既存機能の影響を考える開発工数が増えてしまうので。機能追加を繰り返すたびに開発コストが少なくなるような開発を心がけたいと考えています。

具体的にはプログラム上の機能の境界・依存関係と開発チームの体制をそろえることで、それぞれが独立して開発する状態にすること。そのことによって楽に早くリリースすることが実現できると思っています。

佐藤さんはどうですか?

早くお客さまに新機能をリリースする点は私も同意ですね。単体テストを上手く書くことや自動化されたシナリオテストを通じて、意図しない修正を早く検知すること。それによっても早く機能を提供することに寄与すると思っているので、このあたりを私も頑張りたいです。

私は品質管理のプロセスが、現在の仕事を進める上での実態と少しずつ合わなくなってきているように感じています。なので、今の複数のチームが同時に開発している現在のスピード感にあったプロセスに、切り替えたり改善したりを頑張りたいですね。

あとは「楽しく語れる」ということについても言及していきたいですね!

今は責任を果たす部分を頑張ってコミットしている状態だと思います。そのために窮屈に感じている部分もあるかもしれません。今のちょっと余裕のない状態から、個々が技術力をあげて成長することで「楽しく話せる世界」が見えてくるのかなと思います。

スポーツなどの趣味でも、上手になることで同じ成果でもかかる労力が減って、余裕ができることでさらに良い成功体験につながりますもんね。

杉山・佐藤:うんうん。

インタビューを通してSDDのことが少しでも伝わったら良いなと思います。 
杉山さん佐藤さんありがとうございました!

インタビューを通してSDDのことが少しでも伝わったら良いなと思います。
杉山さん佐藤さんありがとうございました!

お待ちしています!

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