チームスピリットは、4つのコアバリューを大切にしており、定期的にコアバリューを体現した社員・チームを表彰する「コアバリューアワード」という取り組みを行っています。今回はFY2023の下半期(2023年3月~2023年8月)において、最もコアバリューを体現し、「FY2023下半期コアバリューアワード」に輝いた4名の社員にインタビューを行い、働き方の工夫やプライベートの素顔に迫ります!
Customer Value
お客様自身気づいていない価値の創造にこだわります
TeamSpirit
誠実にリスペクトの気持ちを持って、関係者と貢献の輪を創ります
Innovation
理想のビジョンを描き、光速で実践し、失敗から学びます
Re:Start-up
毎日スタートアップ初日に戻り、未知を探索します
受賞者紹介
部署名:コーポレートディビジョン ファイナンス&アカウンティング
お名前:江村 宏貴(えむら ひろき)さん
受賞の理由:「Customer Value」「TeamSpirit」「Re:Start-up」
・本社移転プロジェクトのリーダーとして膨大なタスクと複雑な調整をこなし、プロジェクトの完遂に大きく貢献。
・オフィス退去に伴い発生した不用品プレゼント企画など、多忙な中でもCustomer Valueの視点とチャレンジ精神で企画を立案し実施。
・多岐にわたる契約や条件交渉の取りまとめ、各種ルール設計やファシリティ整備など難易度の高いミッションを、多くの関係者と適切にチームアップして、主体的に本社移転プロジェクトをリード。
再入社直後に挑戦したオフィス移転というビッグプロジェクト
ーコアバリューアワードの受賞おめでとうございます!受賞の率直な感想を教えてください。
江村
再入社して半年でしたから、自分が受賞できると思わなかったので非常にびっくりしています。
(江村さんは一度チームスピリットを退職し、2023年3月に再度入社されています。)
ー今回受賞理由となった取り組みをされるようになった理由や背景を教えてください。
江村
再入社したその日に、本社移転のプロジェクトリーダーを任命されました(笑)。家の引っ越しでも大変なのに会社の引っ越しですから、かなりプレッシャーはありました。
ほぼ真っ白な状態から、約5か月間でオフィスのレイアウトやインテリアの選定、契約関係の調整もしなければいけないので、とにかく時間との戦いでした。
引っ越しプロジェクトのメンバーを集め、また外部ベンダーの方やWeWorkのデザインチームと一緒にオフィスのレイアウトやデザインを決めていきました。レイアウトは引っ越しギリギリまで変更がありましたし、家具や什器の納期含めて調整が大変でしたが、楽しみながらプロジェクトを遂行できたかと思います。
ー新オフィスは環境もインテリアも素敵でみんな大満足しています!オフィスづくりのポイントや会議室の名前のアイディアを教えていただけますか?
江村
以前のオフィスはフロアが2つの階に分かれていましたが、日比谷オフィスは1フロアになるので、よりコミュニケーションが取りやすいレイアウトは意識しました。また、一方で集中して作業ができる環境も必要なので、半個室ブースの設置も行い、モニターもすべて見やすいものに新調しました。
インテリアについては、以前のオフィスのナチュラルな雰囲気を踏襲しつつも、目の前が日比谷公園なので眺望や緑を意識したものでそろえています。
見晴らしの良い窓際の席は、新オフィスでの業務が開始されると意外と席がすぐ埋まったので、急遽窓際の席を増設しました。レイアウトやインテリアは、常に改善しているので、今もまだ完成していないですね(笑)。
会議室の名前は、実は引っ越しの当日に変更したんです。当初は「ガリレオ」など偉人の名前にしようと思っていたのですが、会議室の場所が分かりづらいという意見が出て変更することにしました。メインフロアを「地球」に見立てて、その位置関係にちなんだ惑星の名前を付けることにしたんです。
※チームスピリットの会議室は“Jupiter”や“Mars”など惑星の名前がついています。!
ーちなみに江村さんご自身ではお気に入りの場所はありますか?
江村
通称「ファミレス席」が気に入っています。目の前に日比谷公園の景色が広がっていてリラックスできますし、簡単なミーティングはコーヒーを飲みながらこの席でしています。
ー前オフィスの不用品プレゼントは社員から大好評でしたね
江村
不用品のプレゼントは本当に突発的なアイディアでした。最初は20~30人くらいの応募者がいればいいかなと思っていたのですが、想定の3倍以上の応募者が集まりました。みなさんにとても喜んでいただけましたし、モノを無駄にすることなくてよかったです。
外を知った今こそ再度チームスピリットに挑む!
ー江村さんは再入社ということなのですが、最初にチームスピリット入社される前はどのようなご経歴だったのでしょうか。
江村
大学在籍中から公認会計士を目指して勉強していまして、大学卒業後も就職せずに勉強を続けていました。その後、アプリゲーム開発の会社に就職をしました。入社時はIPO準備会社でしたが、IPOから当時の東証一部への上場までを経験することができました。「チームスピリット」はその時にユーザーとして利用していたんですよ。
ーそこからチームスピリットへはどのようなきっかけで入社されたのですか?
江村
チームスピリットから届くユーザー向けのメールがきっかけで会社のことが気になっていました。当時「導入企業が500社になりました」といった内容のメールを目にして、導入企業数が毎回どんどん増えていたので、勢いのある会社だなあと。当時SaaSの勤怠や工数のシステムがなかったので興味もありました。チームスピリットもまだIPO前でしたし、経費精算の分野で自分の経理知識を活かせると思いました。何より、他の会社の方にも「チームスピリット」の使いやすさを体験してもらいたいと思ってチームスピリットに入社したいと思ったんです。
ー一度退職しようと思われた理由をお聞きしても良いですか?
江村
1社目とチームスピリットでIPOを2回経験して、もう一度やりたいと思ったことです。IPOだけが目的ではないのですが、海外ビジネスなど自分が知らない分野にもチャレンジしたかったんです。
チームスピリットを退職した後は、IPOを目指している越境ECの会社に入社しました。日本の商品を海外に展開しているビジネスだったので、全世界の方々と一緒に仕事をする貴重な経験ができました。
ー再度チームスピリットに戻ろうと思った理由をお伺いできるでしょうか。
江村
実はその後、もう1社別の会社に行ったのですが、コロナ禍だったこともあり、自分のやりたいことや人生を改めて考えたんですよね。チームスピリットでまだ完全燃焼しきれていない想いと、当時退職した際のチームメンバーとはいつかはまた一緒に仕事をしたいと思っていたので、そのタイミングが思ったより早かったという感じです。
私以外にもチームスピリットを一度辞めてから戻った方もいらっしゃいましたし、辞めた後もチームスピリットのメンバーとは交流があったので戻りやすかったですね。
経理のプロだからこそ「チームスピリット」を推したい
ー業務のやりがいを感じることについて教えていただけますか?
江村
結果や効果が見えてきたときにやりがいを感じます。引っ越しの場合ですと、引っ越した初日のオフィスにみんながワクワクした表情で入ってきたときに、大変でしたけど「やって良かったな」と心から思いました。予算や決算まわりの場合ですと、決算が締まったタイミングはホッとします。
ーチームスピリットの制度やチームスピリットで働く人について感じるところがあれば教えてください。
江村
制度についてはある程度働きやすい環境が整っているかと思いますが、より良い「働き方」を提案する会社なので、もっと先進的な取り組みをしていってもいいかなと思っています。これからに期待ですね。
人については、みなさん非常に協力的ですし、真面目な方が多いですね。日頃からとても助けられています。
ー経理の専門家から見たサービス「チームスピリット」の魅力はどんなところですか?
江村
バックオフィス全般をやっていたので、他社のサービス導入や運用をしたことがあったんですが、「チームスピリットだったらできたのに」と感じることが多かったです。勤怠と工数が一体になっている他社製品はなかなかないですし、分析や過去のタスクを振り返ることができるのがいいですよね。もっと「チームスピリット」の経費精算(チムスピ経費)をたくさんの経理業務に携わる方に使っていただきたいですね。
「働き方」も含めて経理のイメージを変えていきたい!
ー経理業務は細かく、かつ緊張感のある業務が多いかと思いますが、リフレッシュ方法などありますか?
江村
家で料理をしたり食後のお皿を洗ったりと、何も考えずにできることをしながらリフレッシュしていますね。掃除も好きです。あと、最近は平日を含めてしっかり7時間は睡眠時間を確保して、しっかり体を休めるようにしています。
休みの日はスマホやSlackを見ないようにして、オンオフのメリハリをつけるようにしています。また、外出することが好きなので、ドライブに行ってカメラで撮影をしたりしますね。
ー江村さんといえばプロ並みのカメラ撮影の腕前で、よく社内イベントでも撮影していただいていますね。いつもありがとうございます!
江村
祖父がカメラ好きだったので、その影響で子どもの頃から好きなんですよ。いま新しいレンズを買おうか迷っています(笑)。
―今後チャレンジしたいことや取り組んでいきたいことなどがあれば教えてください。
江村
チームスピリットではSalesforceの試験費用補助があるので、Salesforceにもっと詳しくなってデータ分析に取り組んでいけるようになりたいですね。好奇心旺盛なので、経理業務にとどまらず幅広い業務にチャレンジして取り組んでいきたいと思っています。
あと、いろんな意味で経理のイメージを変えたいという想いがあります。実は、初出社の時にスーツにネクタイで出社して、「経理っぽいよね」とか「おじさんくさい」って言われたので(笑)。最近は経理職を目指す若手が減っているように感じているので、遅くまで残業しているイメージなども払拭していければいいなと思っています。
―今後チャレンジしたいことや取り組んでいきたいことなどがあれば教えてください。
江村
コーポレート部門は間接部門ですから、決して自分たちの部署だけでは成り立ちません。
社員皆さんのおかげで経理業務というものが成り立っていると思っています。また、ビジネスが成り立っているのもご利用いただいているお客さまをはじめとした多くのステークホルダーの方々のおかげなので、その意識は常にもって業務に取り組んでいきたいと思っています。
一人のプロフェッショナルとして日々研鑽していきたいと思っていますので、ご協力できることがあればお声がけいただければと思います。また、ご協力いただく部分も多々あるかと思いますので、引き続き皆さんどうぞよろしくお願いいたします!