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TeamSpirit Award受賞!対外的な発信に加えて、ユニークなタコス制度で社内カルチャーを醸成

TeamSpirit Award受賞!対外的な発信に加えて、ユニークなタコス制度で社内カルチャーを醸成

チームスピリットは、コアバリューとして、
Customer Value (お客様自身気づいていない価値の創造にこだわります)
TeamSpirit(誠実にリスペクトの気持ちを持って、関係者と貢献の輪を創ります)
Innovation(理想のビジョンを描き、光速で実践し、失敗から学びます)
Re:Start-up(毎日スタートアップ初日に戻り、未知を探索します)
の4つを掲げており、FY2022より、各クオーター(Q)毎に、社内でそれぞれのコアバリューを最も体現した社員・チームを表彰する取り組みをはじめました。
今回は、FY2022 Q1,2の期間でチームスピリットのコアバリューの1つである「TeamSpirit」を最も体現した社員とその取り組みについてご紹介します!





TeamSpirit Awardを受賞したのは、SP MK コーポレートコミュニケーションチーム遠山 美穂(とおやま みほ)さん。 





2020年入社の遠山さんは、社外広報としてプレスリリースの企画、メディア対応などを主に担当しています。医療系メディアベンチャー、SaaSマーケティングプラットフォームのベンダー、大手中古車情報メディアを経てチームスピリットに参画しました。前職では、組織活性化担当として、従業員エンゲージメントサーベイ、全社総会など社内イベント、社内表彰制度の企画推進を担当した経験があります。 





遠山さんが「TeamSpirit Award」を受賞した理由は、対外発信の強化とタコス制度というユニークな社内制度の導入と運用です。 





ニュースリリース配信数を前年度2倍に!ひと手間加えて、メディア掲載率も向上





受賞理由の一つである対外発信の強化では、どんな成果がありますか?





遠山:前年度上半期20本のニュースリリースに対し、当期上半期は40本と倍増しました。背景には、エンタープライズ向け 新製品である「TeamSpirit EX」やプロジェクト管理ツール「TeamSpirit PSA」のリリース、「TeamSpirit」サービス提供から10周年、各種新機能のプレスリリースなど、会社として発信できる内容が揃っていたことがあります。特に、プロダクトラインナップが増えたことで、ニュースボリュームが増えました。 





プレスリリースを何本も発信する中で、ニュースの伝え方や表現がブラッシュアップされてきたと思います。本数だけでなく発信内容の成長という視点でも評価されたのかと思います。 





プレスリリース配信で苦労していることはありますか?





遠山:現在は、配信するニュースが増えたのですが、以前は配信する内容を見つけるのに一苦労でした。そこで、人事界隈のニュースやトピックに着目して、話題になっていることや関心が高いテーマに、自社のサービスが紐付けられるかを考えるようにしました。業務時間外でも、いろいろな情報に触れるときは常に考えていますね。 





配信内容が決まった後、文章を作成しますが、ここが苦手で時間がかかってしまうのが課題です。どうしたらわかりやすく、関心を持たれるのか、他の会社のプレスリリースやメディアの掲載を調べて参考にしています。一つの言葉について、Google検索結果の10ページ目くらいまで、どのように使われているのか納得がいくまで調べることもあります。 





こうした調査が蓄積されてスキルになっていると信じて、日々プレスリリースを仕上げています。 













メディアに取り上げられるための工夫は? 





遠山:機能ベースでのリリースはメディアから関心を持たれにくいので、社会の関心事に合わせることは重要です。 





加えてアイキャッチ画像があると、記者の方が掲載したいというトリガーになるのではないかと考え、アイキャッチ画像もこだわって作成しています。画像を見ればどういう内容なのかわかるようにしています。 





作成はデザイナーさんに依頼していて、最近は私が「こんな風にしてほしい、原稿のこの部分に入れたい」とイメージを伝えると、まさに欲しかったものができあがってくるようになりました。最近ではチームスピリットのテイストが出てきて、毎回取り上げてくれる記者の方もいらっしゃるので、楽しみにしてくださっているといいなと思います。 





プレスリリースの作成にあたっては、他の部門の方との調整なども多いと思いますが、コミュニケーションをとるうえで気をつけていることはありますか?





遠山:複数の部門が連携しているような案件は、それぞれに情報を聞いてファクト収集をします。その上でエンジニアが説明する機能をどうやったら一般の人が関心を持てるような言葉にできるかを考えています。『自分が専門知識を持っていない』という点を活かして、『それってこういうことですか?』と言い換えて聞いたり、フランクなコミュニケーションを心がけています。 





私は入社がコロナ禍だったこともあって、オンライン入社なので、直接顔を合わせたことがない人も実は多いです。それでも情報収集のために、背景をできるだけ丁寧に説明し、意図を理解してもらって話を聞き出すようにしています。 





当初は将来構想のような話題をPRすることに後ろ向きな声もありました。しかし、実績ができたことで、PRの価値を感じてもらい、前向きに協力を得られやすくなってきました。 





社員同士でタコスを送りあう?タコス三原則とは!?





もう一つの受賞理由のタコス制度というのは、一体どんなものなのでしょうか? 





遠山:これは、文化の醸成、バリューの浸透を目的にした取り組みです。前職で人事の組織開発を担当していて、社内表彰などを実施していました。チームスピリットでも、社員同士のコミュニケーションの土台になるものが必要だと考えていました。 













入社半年後にコアバリューのアップデートがありました。しかし、コアバリューの浸透のための担当者がいなかったので、私の方から役員に対してコアバリュー浸透のための施策を提案しました。 





その活動が「Hidden Heroes(隠れたヒーロー)」です。月に一度開催されるAll-hands mtgで全社員が集まる機会があるので、そこで表彰できるように、今月のHidden Heroesを毎月社員の皆さんにエントリーしてもらうことにしました。この時、推薦の理由をコアバリューに紐づけてもらうことにしました。 





最初はエントリーが少なかったのですが、発表回数を重ねるごとに徐々に投稿者が増えてきました。発表は役員にお願いして、その際の発表資料を私が作成していました。お金をかけずに私の力だけで運用していたのですが、徐々に資料作成が負担になってきてしまって......。 





1年経ってからHidden Heroesの取り組みの効果測定として、社内にアンケート調査をしたところ、取り組みの認知度は100%、推薦した/されたことがあるという人が約80%、今後も継続してほしい人が約90%、社内コミュニケーションが強化されることが自身にポジティブに影響すると回答した人が90%以上という結果に、そして具体的に希望する社内施策についての意見が集まりました。 









この結果をもとに、お金をかける価値のある活動だということを経営陣に示して、「Hey Taco!」というサービスを導入することを提案しました。これは、Slackで使えるピアボーナスサービスで、Slack内のチャネル「#Hidden Heroesの部屋」で、社員同士が感謝の印としてタコスを送りあうというものです。もらったタコスの数は、システムのダッシュボードで確認できるようになっています。システム利用料が参加者に応じて課金されるもので、他のサービスと比べて安価であることから導入しました。 





おもしろいシステムですね。気軽にお礼を伝えられそうです。





遠山:ただし、活用するには3つのルールがあります。一番重要なことは、お礼の内容に#で該当するコアバリューをつけること。どのコアバリューに関連した活動なのかわかるようにしました。あとは、@で相手を特定すること、1日一人5タコスまでというルールです。3つ合わせて「タコス三原則」として周知しました。 





気軽にお礼を伝えられるだけでなく、他の部門でどんな仕事が動いているのか、誰が関わっているのかがわかるようになりました。オフィスと違って在宅勤務だと他の部門がどんなことをやっているのか、まったくわからないのですが、タコスの「ありがとう」を通して今動いている業務が伝わるようになりました。 





また、荻島代表が投稿された内容に対して、コメントをしてくれています。社員同士の感謝を代表が把握してくれる、コメントをしてくれることで、経営層と社員との距離が近くなっています。 





2022年度版「働きがいのある会社」でチームスピリットが「働きがい認定企業」に認定され、同規模の他社と比較し相対的に「会社への貢献実感が高い」という評価をいただきました。





https://corp.teamspirit.com/ja-jp/news/release/2021/11/GPTW.html 





貢献の輪の土台となるのが、コアバリュー「TeamSpirit」





TeamSpirit Awardを受賞しましたが、「TeamSpirit」というコアバリューにはどんな想いがありますか?





遠山:荻島代表がよく貢献の輪というお話をされています。組織全体でみんなが貢献しあい、それがつながって、無限大の形を描くようなイメージです。 









コアバリューの「TeamSpirit」は、貢献の輪の土台になるものです。対外的な発信や社内コミュニケーションは、なかなか営業上の数字には見えにくいものですが、貢献の輪を底上げするようなものだと感じています。 





受賞したことを聞いてどう思いましたか?





遠山:コミュニケーションのための取り組みをプラスに捉えてくれる人が多いのだなと感じました。数字には直接的につながらないものですが、投資する価値のある活動と認められたと感じて嬉しかったです。 





リフレッシュの方法やプライベートの過ごし方を教えて下さい





遠山:水耕栽培キットを買って、ベランダで野菜などを育てています。料理をするときに新鮮な野菜を使えたらいいなと思って始めました。初夏になって日が当たるようになって、植物の成長が早くなりました。生き物を育てるような楽しさも感じています。アルミホイルをかぶせたり、陽のあたる場所に移動させたり、お世話をするのが楽しいです。 













あと、昨年結婚をしました。コロナの感染状況が落ち着いた昨年の10月にハワイで挙式をしました。 





お酒を飲むのが好きで、最近は炭酸水を作れる機械を買って家でハイボールを飲んでいます。本物のタコスを作ることにも凝っていて、家でタコスパーティーをすることもあります。 





チームスピリットのよいところはどんなところですか?





遠山:ベンチャーのチャレンジと大手の安定感の両方を感じられる会社です。私は、大手企業もベンチャーも経験しましたが、チームスピリットは両者のちょうどよいバランスがあります。チャレンジしながら腰を据えて働ける仕組みがあるので、ライフイベントや自分の生活も大事にしながら働けます。 





これから注力していきたいコアバリューはありますか? 





遠山:TeamSpiritは、見えないけれど大事なことだと思うので、引き続き注力したいです。オンラインゲームで遊ぶことがあるのですが、私は支援魔法や回復魔法でサポートするキャラクターです(笑)。会社でも、皆さんの活躍をサポートするような役回りでいたいです。 





社内コミュニケーションの活性化もそうですし、外向けの広報として世の中のトレンドを抑えながら、新しいことを発信しいくこともサポートにつながると思っています。 










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